就活の自己分析とは、過去の経験を分析して自分の強みと価値観を言語化する営みです。
自分の強みを言語化することで効果的な<自己PR>ができるようになり、選考を通過しやすくなります。自分の価値観を言語化することで自分に合った<企業選び>ができるようになり、適職を見つけやすくなります。
本稿では、自己分析は選考対策や適職探しと地続きになっている前提に立ち、自分探しのための自己分析ではなく、選考対策のための自己分析、適職探しのための自己分析を解説します。
選考対策を意識した「超効率的な就活の自己分析のやり方」と、適職探しのための「やりがい起点の適職発見型自己分析法」。
この2つの自己分析法を活用いただくことで、一人でも多い方の就活や転職活動のお役に立てれば何より嬉しく思います。

<目次>
- 自己分析の目的
- 超効率的な就活の自己分析のやり方
- やりがい起点の適職発見型自己分析法
- 比較による価値観発見型自己分析法
- 自己分析に関するよくある質問
自己分析の目的
自己分析は何のためにするのか?
やる気を持って自己分析に取り組むことができるように、まずは自己分析の目的を説明したいと思います。
1. 就職のミスマッチを防ぐ
日本の大学卒の就職後3年以内離職率は1987年(昭和62年)から今日に至るまでの長きにわたり、30%前後で推移しています。
離職理由には、職場のハラスメントによる離職や家庭の事情による離職など、個人の努力では防ぎようのないケースもありますが、自分と仕事のミスマッチによる早期離職は、個人の努力で防ぐことができる可能性が十分にあります。
「自分のやりたい仕事ではなかった」
「自分にはこの仕事は向いていなかった」
「仕事にやりがいを持てない」
このような自分と仕事のミスマッチ、つまり、就職のミスマッチによる早期離職の未来を防ぐために、適職との出会いを紡ぐために、自己分析は大きな力になります。
2. 就活に割く時間の最小化
就活と大学受験は、椅子取り競争である点では似ていますが、異なる点も多くあります。
<就活と大学受験の違い>
・選考応募の費用
大学受験は有料ですが、就活の選考応募は無料。就活は応募し放題です。
・選考時期
大学受験は選考時期が集中していますが、就活の選考時期は分散しています。ゆえに、就活では多くの企業に応募できます。
・合格基準
大学受験には偏差値という合否の目安がありますが、就活にはそれがありません。その結果、就活では “応募してみないと分からない” の精神で、企業への応募が増える傾向にあります。
これらの違いから言えることは、就活では大学受験のように応募先を絞る必要があまりないということ。結果的に多くの企業に応募する状況が生まれやすいと言えます。
しかし、そんな状況下においても、自己分析にきちんと取り組み、自分の企業選びの軸(就活の軸)を具体化させることで、応募社数を絞ることができます。
応募社数が少ないというのは、ほとんど時間をかけずに就活に終える人の共通項です。
※就活では応募企業ごとに企業研究・ES作成・説明会参加・選考参加の時間が発生します。つまり、就活に割く時間は応募社数に比例して増える関係にあるため、就活に割く時間を最小化するには応募社数を絞ることが有効です。
3. 選考通過率を高める
新卒採用における選考の基本は、ES(エントリーシート)と面接。そして、この2つの選考に共通するのは自己PRと志望動機です。
この自己PRと志望動機の完成度を高めるには、自己分析が欠かせません。
中には、自己分析を全くせずに、就活サイトに掲載されている「内定者の選考対策情報」を参考にしながら要領良く選考に臨んでいる人もいるかもしれませんが、難関企業の採用選考はそんなに温くありません。
ES選考や集団選考などの選考序盤の「落ちるべき人を落とすための選考」は通過できたとしても、選考中盤以降の「通すべき人を通すための選考」で躓くことが多いでしょう。
「なぜそのようにしたのですか?」
「その時どう思ったのですか?」
「そう考えるのはなぜですか?」
このような面接の深堀り質問に対応するためには、深い自己分析が欠かせません。特に、人気企業であればあるほど、この自己分析の深さが合否を左右します。
深い自己分析が選考通過率を高めるのです。
超効率的な就活の自己分析のやり方
はじめに
就活の自己分析の範囲は通常「生まれてから現在に至るまでの過去の経験全て」ですが、超効率的な就活の自己分析のやり方では、自己分析の範囲を「頑張った経験」に絞ります。
頑張った経験とは、言い換えると、自分で考えて行動した経験であり、この “自分で考えて行動すること” は仕事の本質です。
営業や企画、研究や開発など、世の中には色々な仕事がありますが、どんな仕事であれ、仕事を遂行する上で本質的に求められることは “自分で考えて行動すること” です。
ゆえに、頑張った経験(自分で考えて行動した経験)を分析することで言語化した自身の強みや価値観は、仕事をする上での強み(自己PRで伝えるに値する強み)と価値観(志望動機で伝える企業選びの軸=就活の軸)に通じます。
つまり、自己分析の範囲を「頑張った経験」に絞ることで、自己分析と自己PR対策と志望動機対策を兼ねることができ、結果的に、就活全体の効率性を飛躍的に高めることができます。
それでは、超効率的な就活の自己分析のやり方をご紹介します。
Step1. 頑張った経験を書く
頑張った経験を書き出しましょう。頑張った経験は、以下の項目に当てはまるものが好ましいです。
- 長期間頑張った経験
- 組織の中で頑張った経験
- 主体的に取り組んだ経験
- 目標達成に向けて頑張った経験
- 期限がある中で頑張った経験
- 逆境の中で頑張った経験
<アウトプット例>
飲食店の接客アルバイトを頑張った。
Step2. 大変だったことを書き足す
頑張った内容の中で、大変だったこと(苦労したこと)を書き加えます。
<アウトプット例>
飲食店の接客アルバイトを頑張った。接客スタッフの人数が明らかに少ない中できちんと接客をすることが大変だった。
Step3. 行動事実を書き足す
大変だったこと(苦労したこと)はどのようにして乗り越えたのか? あなたの行動事実(あなた自身が行動したこと)を具体的に書き足しましょう。
<アウトプット例>
飲食店の接客アルバイトを頑張った。接客スタッフの人数が明らかに少ない中できちんと接客をすることが大変だった。来店されたお客様が入り口で待たされている時間が長い点に問題があることが分かっていたので、手が空いている調理スタッフもお客様の来店対応ができるようにすべきという提案を店長にした。店長の了承を得た後に来店対応マニュアルを作り、調理スタッフが来店対応できるようになるまでの全てのプロセスに関わった。
Step4. 行動事実から強みを言語化する
行動事実の内容から強みを明らかにします。Step4の行動事実の例から読み取れる強みは以下の通りです。
- 問題点を見つける「観察力」
- 問題点から課題を導く「問題分析力」
- 課題解決のための「提案力」
- 何事も自分事として捉える「主体性」
- 結果が出るまでコミットする「実行力」
これらの強みは自己PR・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に使えます。具体的な自己PRの書き方・伝え方に関しては下記の記事が参考になりますʕ•ᴥ•ʔ
<参考情報>
・【就活】自己PRと学生時代頑張ったこと(ガクチカ)で高評価を得られる秘密のレシピ|ニャンキャリア
Step5. 行動事実の動機から価値観を言語化する
あなたの行動事実についての動機(なぜ、その行動ができたの)を書き出しましょう。その動機から価値観を言語化します。
<アウトプット例>
「来店されたお客様が入り口で待たされている時間が長い点に問題があることが分かっていたので、手が空いている調理スタッフもお客様の来店対応ができるようにすべきという提案を店長にした」という行動ができたのは、純粋にお客様に喜んで欲しいと思ったから。誰かの役に立てていることが実感できると嬉しい。
この行動事実の動機から導かれる価値観は以下の通りです。
- 人の役に立ちたい
- 価値貢献したい
- 感謝されたい
これらの価値観は志望動機(企業選びの軸(就活の軸))で使えます。具体的な志望動機の書き方・伝え方に関しては下記の記事が参考になりますʕ•ᴥ•ʔ
<参考情報>
・【就活】志望動機の書き方・伝え方の教科書|ニャンキャリア
やりがい起点の適職発見型自己分析法
はじめに
働くことに対する意味付けは、人それぞれだと思います。
- 生きるために働く
- より豊かになるために働く
- 地位や名誉のために働く
- 社会貢献のために働く
- 夢や目標を達成するために働く
- やりがいを得るために働く
そして、職業に貴賎がないように、働くことの意味付けにも序列や良し悪しはありません。ただ、やりがいを得るために働く視点は、意外と忘れられがちなので…
やりがい起点の適職発見型自己分析法をぜひ一度お試しください。
Step1. 頑張った経験を書く
頑張った経験を書き出しましょう。頑張った経験は、以下の項目に当てはまるものが好ましいです。
- 長期間頑張った経験
- 組織の中で頑張った経験
- 主体的に取り組んだ経験
- 目標達成に向けて頑張った経験
- 期限がある中で頑張った経験
- 逆境の中で頑張った経験
<アウトプット例>
・頑張った経験
テニスサークルで部長として頑張った
Step2. やりがいを感じたことを書く
頑張った経験の中でやりがいを感じたことを書きましょう。やりがいとは、感情のプラス変化(嬉しかったことや喜びを感じたこと)と考えていただいて大丈夫です。
<アウトプット例>
・頑張った経験
テニスサークルで部長として頑張った
・やりがいを感じたこと
チームをリーグ優勝に導いたこと
Step3. やりがいを感じた理由をキーワード化する
やりがいを感じたのはなぜでしょうか?
やりがいを感じた理由を考え、その理由をキーワード化(抽象化)します。やりがいを感じた理由を考えるポイントは、自分を主語に置いて考えるということです。
仮に、あなたと同じような経験をしていて、あなたと同じようなことにやりがいを感じたという人が10人いたとしても、やりがいを感じた理由は人それぞれ。
あなたらしい理由を素直に考えてみましょう。
<やりがいの感じ方の例>
例えば、頑張った経験(テニスサークルで部長として頑張った経験)と、やりがいを感じたこと(チームをリーグ優勝に導いたこと)が共通するA~Eさんがいる場合、やりがいを感じた理由は以下のように異なります。
Aさん:私は、チームをリーグ優勝に導く過程で、組織をまとめる力が培われたことを実感できたことにやりがいを感じました(キーワードは自己成長)
Bさん:僕は、チームをリーグ優勝に導いた結果、後輩から感謝されたことにやりがいを感じました(キーワードは感謝される/人の役に立つ)
Cさん:私は、チームをリーグ優勝に導いた結果、監督から自分の頑張りを認められたことにやりがいを感じました(キーワードは認められる)
Dさん:私は、自分が目標にしていたリーグ優勝が達成できたことにやりがいを感じました(キーワードは目標達成)
Eさん:僕は、自分の考えで試行錯誤してチームをリーグ優勝に導けたことにやりがいを感じました(キーワードは裁量/試行錯誤)
<アウトプット例>
・頑張った経験
テニスサークルで部長として頑張った
・やりがいを感じたこと
チームをリーグ優勝に導いたこと
・やりがいを感じた理由
チームをリーグ優勝に導いた結果、後輩から感謝されたことが嬉しかった
・キーワード
感謝される/人の役に立つ
Step4. キーワードを具体化する
キーワードは、そのままでは有効に使うことができません。
キーワードを具体化することで、その言葉は、あなたが適職と出会うためのマッチングワードとして機能するようになります。キーワードを具体化するコツは多角的に自問自答すること。
Who(誰が)/When(いつ)/Where(どこで)/What(何を)/Why(なぜ)/How(どのように)/How much(どのくらい)の5W2Hで考えると便利です。
<感謝されるというキーワードを5W2Hで自問自答した例>
・Who(どんな人から感謝されたい?)
たまに会う人やその場限りの相手よりも、毎日顔を合わせる人から感謝されたい
・When(いつ、どんな時に感謝されたい?)
毎日感謝されたい
・Where(どこで感謝されたい?)
みんなの前で感謝されるのは恥ずかしい、1対1の会話の中で感謝されたい
・What(何を感謝されたい?)
自分が頑張ったことではなく、結果そのものについて感謝されたい
・Why(なぜ感謝されたい?)
感謝されると嬉しくなるから
・How(どんな風に感謝されたい?)
人聞きで間接的に感謝されるよりも直接的に感謝されたい
・How much(どのくらい感謝されたい?)
相手から信頼を寄せてもらえるぐらいに感謝されたい
上記のように、多角的な問いに答えることでマッチングワード(自分が適職に求める高解像度イメージ)を見つけることができます。
<アウトプット例>
・頑張った経験
テニスサークルで部長として頑張った
・やりがいを感じたこと
チームをリーグ優勝に導いたこと
・やりがいを感じた理由
チームをリーグ優勝に導いた結果、後輩から感謝されたことが嬉しかった
・キーワード
感謝される/人の役に立つ
・マッチングワード①
その人の代わりに何かをやるのではなく、その人自身の成長を助ける面で役に立ちたい
・マッチングワード②
毎日感謝されたい
・マッチングワード③
自分が頑張ったことではなく、結果そのものについて感謝されたい
Step5. 適職を探す
最後は、マッチングワードを活用して、適職(自分に適した仕事や会社)を探します。
ただ、自力で適職を探すことは業界研究や仕事研究が出来ていない限りはやや難しいので、頼れる第三者に相談してみるのも有りです。
<アウトプット例>
・マッチングワード①
その人の代わりに何かをやるのではなく、その人の成長を助ける面で役に立ちたい=教える仕事、コンサルティングの仕事
・マッチングワード②
毎日感謝されたい=短期間で結果が出る仕事、顧客からのフィードバックを得やすい顧客接点を担う仕事(営業職や販売職)
・マッチングワード③
自分が頑張ったことではなく、結果そのものについて感謝されたい=結果重視の評価制度
たとえば、この3つのマッチングワードを組合せると、実力重視のコンサルティングファームが適職の選択肢として浮上します。
比較による価値観発見型自己分析法
今回ご紹介した2つの自己分析法は、いわゆる内省的な自己分析の手法ですが、外部刺激を活用した自己分析手法もあります。
それは業界研究・企業研究・仕事研究です。
自分の知らなかった業界・企業・仕事を知ることを通じて「あの業界は面白そうだな」「この企業や仕事はやりがいがありそうだ」と、自分の興味の程度を確かめる行動も自己分析です。そこで本稿では番外編として、外部刺激を活用した、比較による価値観発見型自己分析法をご紹介します。
Step1. 自己分析用のベン図と表を作る
はじめに、自己分析用のベン図を描きます。
<自己分析用のベン図>

このベン図は、自分視点だけでなく、社会視点を盛り込んでいることがポイントです。
自分のやりたいこと・得意なことの自分視点も大切ですが、社会的にやるべきこと(社会問題)や市場の需要との関連性を意識することで、現実的な適職を考えやすくなります。
表は以下のように作成します。
<自己分析表フォーマット>
企業名(職種名) | WANT | CAN | NEEDS | MUST |
企業名1 | 評価 | 評価 | 評価 | 評価 |
企業名2 | 評価 | 評価 | 評価 | 評価 |
企業名3 | 評価 | 評価 | 評価 | 評価 |
Step2. 自己分析表の空白を埋める
自己分析表の企業名(職種名)欄に志望企業や興味のある企業を記入し、WANT・CAN・NEEDS・MUSTの欄に評価を記入します。
WANT・CAN・NEEDS・MUSTは欄の書き方については〇(一致)、△(やや一致)、×(不一致)の3段階評価でも点数評価でもOK。とにかく比較さえできれば良いです。
<自己分析表の記入例>
企業名(職種名) | WANT | CAN | NEEDS | MUST |
フィッシュ&ミート食品(総合職) | △ | △ | 〇 | 〇 |
フルーツ総合研究所(コンサル職) | 〇 | 〇 | △ | △ |
ベジタブル証券(リテール営業) | △ | 〇 | 〇 | × |
Step3. 自己分析表の記入内容を比較検討する
最後に、以下のベン図を使用しながら、自己分析表に記入した企業を比較検討します。
<自己分析用のベン図(詳細)>

このベン図に自己分析表の記入例を当てはめてみると、以下のようになります。
- フィッシュ&ミート食品(総合職):社会的意義があることの領域に該当
- フルーツ総合研究所(コンサル職):情熱を注げることの領域に該当
- ベジタブル証券(リテール営業):稼げることの領域に該当
そして…
「自分のやりたいこと・得意なことを考えるとフルーツ総合研究所が1番だが、稼げるかどうかで考えるとベジタブル証券が圧倒的に上なので心が揺らぐ……一方で、フィッシュ&ミート食品については社会的意義があるものの、あまり心が動かない。ということは、自分にとっては情熱を注げることや稼げることの方が重要なのかもしれない」。
という具合に、
俯瞰的な視点で自分の職選び・適職探しにおいて何が重要なのかを考えていきます。志望企業や興味のある企業同士をぶつける(比較検討する)ことで、より本質的な自身の価値観に辿りつける可能性が高まります。
自己分析に関するよくある質問
【質問】自己分析不要論は本当?
これは誤解です。自己分析の必要性や重要性については就職支援ビジネスを手掛ける企業各社において見解が一致しています。
「自己分析は必要ない、自己分析は時間の無駄」と、自己分析を否定する主張をされる人は、以下のいずれかに該当する人であると考えられます。
- 就活のタイミングにおいて、すでに自己分析が必要ないレベルで自分の強みと価値観を理解していたので自己分析をする必要性を感じていない人
- 自己分析の定義が異なる人(自己分析=自分探しと定義している人など)
- 自己分析が上手くできなかった人
【質問】自己分析に診断ツールは使える?
自己分析の診断ツールには「診断テストに回答するだけで、自分の強みや価値観がある程度分かる」というメリットがありますが、
このメリットは「診断ツールだけで自分の強みや価値観が分かった気になり、それ以上の自己分析をしなくなる」というデメリットを含んでいます。
このデメリットに飲み込まれずに、診断ツールの診断結果を自己分析の起点として自己分析を深めていける人には、診断ツールは有益だと思います。
【質問】おすすめの自己分析ツールは?
ストレングスファインダーです。
ストレングスファインダーはWebサイト上で177個の質問に答えることで、34の資質の中から最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つを診断結果として得られるオンライン「才能診断」ツールです。
診断ツールの弱点である「診断結果は分かったけど、これをどう活用すればいいのか?」という点をカバーできるだけの具体的な解説が秀逸で、就活の最前線で実践投下できる自己分析ツールです。
<参考情報>
・さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
この記事を書いた人
池田 信人(いけだ のぶひと)
コンテンツプランナー・編集者。人材紹介会社の法人営業、就活支援会社の事業企画・メディア運営を経験後、2019年8月に独立。自由な就活・転職をおすすめするメディア「ニャンキャリア」を運営。