【就活相談】面接対策でPDCAを回す方法

就活に関する質問や悩みに、就活支援のプロフェッショナル「ジョブ吉」がズバッと答える企画。それが就活相談です。

それではどうぞ!

就活相談の内容

私はよく面接で落ちます。その事をいろんな人に相談すると「PDCAを回せ!」と言われるのですがPDCAって何のことですか?

就活相談の回答

す・ば・ら・しい♪
ピィ~、ディッ、シッ、エ~~♪♪
チャチャチャ、チャチャチャ~♪♪♪
P~、D、C、A~~♪♪
チャチャチャ、チャチャチャ~♪♪♪

見た目は中年、心はヤングマン。
どうも、ジョブ吉ですʕ•ᴥ•ʔ

ジョブ吉はYMCAの意味を知らないし、知ろうとも思わないし、知らなくても支障がないんだけど、就活中であればPDCAのことは知っておくべきだよね?

  • PLAN(計画を立てる)
  • DO(実行する)
  • CHECK(結果を評価する)
  • ACTION(改善する)

この4つ英単語の頭文字を並べると…ほら? これがPDCAだよ。

で、PDCAは、P→D→C→A→P→D…という繰り返すことが必要だから「PDCAサイクル」とか「PDCAを回す」って言われているんだ。

というわけで、ここから何をどうすればいいのか? という話をお届けしたいんだけど、まずね、そもそもの話として人ってCHECK(結果を評価する)とACTION(改善する)が苦手なことは知っているかい?

たとえばダイエット。

ビリーズブートキャンプやTRFのエクササイズダイエットDVDを買って実践すれば数千円で済むところを、その何倍、何十倍ものお金を払ってライザップに足しげく通うのはなぜだかわかるかい?

そう、その通り。自己管理が難しいCHECKとACTIONを他人に管理してもらうためだよね。

勉強もそうだよね?

赤ペン先生に需要があるのは自分でもやろうと思えばできるCHECKとACTIONを赤ペン先生にアウトソースしているからだよね。

というわけで、これからジョブ吉流の面接でPDCAを回す方法をご紹介しようと思うんだけど、このメソッドの要諦はお察しの通りCHECKとACTIONになるよ!

それではどうぞ。

面接内容を記録する

昇竜拳は、前→下→斜め前の順番でコマンドを入れることで決まるわけだけど、下→斜め前→ 前の順番だと波動拳になっちゃうよね? つまり、物事には順序ってものがあるんだ。

ジョブ吉流の面接PDCAメソッドはPDCAのCが起点になるよ。C→A→P→Dの順番ね。

具体的には、 D(DO)=面接を受けた直後に近くのカフェなり公園に寄って「どんな質問をされたのか」「どのように回答したのか」などの面接内容をC(CHECK)=記録するんだ。ポイントは面接の記憶が少しでも鮮明なうちに記録に残すってことね。

記録する際は、箇条書きで質問内容とその回答を記録するのも悪くないけど、できれば面接の流れを記録するように心がけようね。

質問A→回答A→質問B→回答B→質問C…という流れを記録できていると「質問B単体で見ると回答Bは結構いいんだけど、その前に質問Aと回答Aがあったことを踏まえると回答Bは筋が悪いですね」ってことが見えてくるんだ。

(次のステップで本質的な改善ポイントを見つけやすくなるよ!)

改善ポイントを決める

次にやることは A(ACTION)=改善ポイントを決めるということ。

面接の記録を見ながら「ここを改善しよう」ということを決めようね。改善ポイントは具体的であることが条件。

たとえば「面接の質問に答えられるようにする」というのは曖昧であるがゆえに何をどう改善すればいいのかが分からないけど…

「学生時代頑張ったことは?という質問にきちんと答えられるようにする」であれば何をどう改善すればいいのかがはっきりするんだ。

もし可能であれば、面接アドバイスが上手そうな第三者にお願いして、面接内容の記録を見てもらって改善ポイントを定めることをお勧めするよ。

模擬面接をする

改善ポイントを決めた後は、P(Plan)=模擬面接だよ。

模擬面接が、次の面接に向けたプランニングの役割を担うんだ。面接で何をどう伝えれば改善ポイントをクリアできるか?

面接戦術を実践形式で考えるんだ!

そして、模擬面接では撮影を必ずしようね! 動画を取ることで、

  • 表情や姿勢の良し悪し
  • 声の大きさやスピード
  • 話し方の癖
  • 身振り手振り(ジェスチャー)の程度

などの基本的な伝え方を改善するための貴重な情報が得られるからね。人によっては、ここを改善するだけでも大きな評価を得られるようになったりするから、きちんと取り組もうね?

ちなみに、

模擬面接は1人で面接官役と自分役をするのでいいんだけど、できれば友達や知り合いに面接官役をお願いすることをお勧めするよ。1人2役の場合はどうしても想定問答の練習に収まっちゃうからね。

実際の面接のシチュエーションを考えると、どんな質問が来るかが読めない状況下(つまり、自分の他に面接官役がいる状況)で練習した方がいいんだ。

面接に臨む

あとは本番の面接でジャストドゥイット! 

そして、面接が終わり次第、速やかに「面接内容を記録する」を実行すること。これでPDCAサイクルはクルックルッ回るよ!

こちらからは以上です。

執筆者はこの人!

ジョブ吉
ジョブ吉

就活支援のプロ。自分のキャリアを考える機会を増やすことで“くじ引き”と言われる初職選びで外れくじを減らすことができると信じている派です。Twitterはこちら

公開日 2019-07-01 最終更新日 2023-02-05