【就活相談】就活のためにアルバイトはするべきか?

Contents(目次)

就活に関する質問や悩みに、就活支援のプロフェッショナル「ジョブ吉」がズバッと答える企画。それが就活相談です。

それではどうぞ!

就活相談の内容

先輩から「おまえはアルバイトもしていないから就活で苦労するぞ」って言われました。就活のためにアルバイトをすべきでしょうか? やるとしたら何のアルバイトがいいのですか?

就活相談の回答

どうも、ジョブ吉ですʕ•ᴥ•ʔ

就活のためにアルバイトをするべきか? というご相談だけど、アルバイトをすることが就活にどう役立つかの話をするから参考にしてね!

レベル1のアルバイト

アルバイトはどんな仕事をするのか?

おそらく10人中9人は「マニュアルに従って作業をする」とか「指示通りに動く」のがアルバイトみたいなイメージを持っているとジョブ吉は思っているんだけど、それはレベル1のアルバイトなんだ。

このレベル1のアルバイト経験は、就活にはあまり役立たないから、上のレベルのアルバイトを目指すべき。

レベル2のアルバイト

じゃあ、レベル2のアルバイトって何? という話になるんだけど、それは「自分で考えて行動することで付加価値をつくる」アルバイトなんだ。

「言われたことを言われたとおりにやる」のがレベル1とすると「言われたことの目的や意味を意識して、より価値を出させるような工夫をする」のがレベル2。

たとえば、同じコンビニでアルバイトをしているAくんとBさん。

店長から「肉まん・あんまん・ピザまんは常に2個ずつ用意しておくこと」と言われて、Aくんは指示通りに対応。

一方、Bさんは「お昼時は中華まんの売れ行きが良いので通常の倍の個数を用意してもいいでしょうか?」「夜間はあんまんの廃棄率が高いので、あんまんの代わりに肉まんを多めに用意したいです」と店長に提案し、了承を得た上で実際に試してみた。その結果、中華まんの売れ行きが160%アップした。

どうかな?

企業が欲しがる人材は、AくんとBさんのどちらだろうか? 答えは…Bさんに決まっているね!

企業はBさんのような働きができる人材が欲しいから、求める人物像に「主体性」や「自ら考え行動できる人」と定義しているんだよ!

お勧めのアルバイトとは

世の中にはいろんなアルバイトがあって、

「レベル1の働きで十分(というか、レベル2の働きをされると困る)」というアルバイトがあれば、「初めはレベル1でいいけど、ゆくゆくはレベル2に成長してほしい」というアルバイトもあるし、「初めからレベル2の働きをしてもらわないと困る」というアルバイトもあるんだけど、

これまでの話をふまえると、就活のためのお勧めのアルバイトは、レベル2の働きを求められるアルバイトだよ。

例えば、家庭教師のアルバイトは生徒一人一人の学力や個性に合わせた学習指導をするという意味ではレベル2の働きが求められるよね。歩合給(インセンティブ)が組み込まれている営業や販売関連のアルバイトも、売上をつくるためには自分なりに考えて動かないといけないからレベル2の働きが求められると思う。

今回の話をまとめると、

「言われたことを言われたとおりにやる」経験は就活にはあまり役に立たないけど、「言われたことの目的や意味を意識して、より価値を出すための工夫をする」経験は就活に役立つ。

だから、そういった経験を積むことに時間を使うことには意味があるということ。

今回はアルバイトの話をしたわけだけど、アルバイトに限らず、今、あなたが頑張っていること(学業やサークル活動など)のレベルを上げていくのが一番良いとジョブ吉は思うんだけど、

お金を稼ぐためにアルバイトを考えている場合は「長期インターン」をお勧めするよ。

長期インターンは「自分で考えて行動することで付加価値をつくる」というレベル2の要件を満たしつつ、通常のアルバイトではなかなか経験できない正社員の業務を経験できる機会があるんだ。

<参考情報>
【おすすめ】学生向け長期インターンサイト

長期インターンの中には有給でない場合もあるから色々調べてみてねʕ•ᴥ•ʔ

こちらからは以上です。

執筆者はこの人!

ジョブ吉
ジョブ吉

就活支援のプロ。自分のキャリアを考える機会を増やすことで“くじ引き”と言われる初職選びで外れくじを減らすことができると信じている派です。Twitterはこちら

公開日 2019-08-04 最終更新日 2023-03-19