【就活相談】就活で遠回しな自慢をされた場合の対処法

就活に関する質問や悩みに、就活支援のプロフェッショナル「ジョブ吉」がズバッと答える企画。それが就活相談です。

それではどうぞ!

就活相談の内容

友人が「わたし、2社から内定もらったんだけどぉ~、本命の会社がまだだから不安でしょうがない」と、遠回しな自慢をしてきて困っています。どうしたらよいでしょうか?

就活相談の回答

どうも、ジョブ吉ですʕ•ᴥ•ʔ

これはアレだね。自分のファッションを自慢したいA子が「B子ちゃんの今日のファッションコーディネート、本当にオシャレだよね~」とか言って絡んでくるパターンと同じだね。

絡まれたB子としては「ありがと~、でもA子ちゃんのファッションは私なんかより…とっても素敵だよ~ンッン~」と言わざるを得ない。

今回の相談も、本当に相談したいんだったら「2社から内定もらったんだけどぉ~」という枕詞(まくらことば)は要らないよね。

さて、こういった遠回しな自慢をされるケースに遭遇した際に、どうしたらいいのかの対処法をジョブ吉が答えていくよ!

対処1:受け流す

ジョブ吉が尊敬してやまない村上春樹さんなら、

「人それぞれなので素直に喜んであげて、自分は自分と考えれば良いのではないですか?」という大人な回答になると思う。翻訳すると適当にあしらうってこと。受け流すってことだね。

右から左に聞き流せばよいと思う。

対処2:ロジカルなアドバイスする

これはあまりお勧めできない対処法なんだけど、誰もがやってしまいがちな対処法なので、お勧めできない理由を具体的に解説するね。

相手に何かを相談された時にロジカルなアドバイスするのは基本スタンスとしては正しいんだけど “相談の目的が別の所にある時” は避けた方がいいんだ。

つまり、相手のためを思って

「ふーん、○○くんのやりたいことを聞く限り、内定先の2社は早々に辞退した方がいいよね。それと、本命の会社もたぶん合わないと思うから、これこれこういった会社を新しく受けた方がいいんじゃない?」

って、マジレスをしても相手は答えなんて求めてない可能性が極めて高いってことね。だって相手は「自慢すること」とか「共感を得ること」が目的なんだから。

これは、恋人同士のショッピングのワンシーンと一緒だとジョブ吉は思うんだ。

「ねぇねぇ、ジョブ吉君、この白いシャツと、さっき試着した青いシャツ…どっちが似合うと思う?」という彼女の相談に対する答えをロジカルかつMECEに考えると…

  1. 白いシャツが似合う
  2. 青いシャツが似合う 
  3. どちらも似合う 
  4. どちらも似合わない

の4択なんだけど

「これこれこういった理由でA子ちゃんには白いシャツが似合うから白いシャツしか有り得ない。さぁ今すぐ、この白いシャツを買おう」というマジレスをしても、相手は答えなんて求めてない可能性が極めて高いんだ。

彼女さんの相談目的は、自分に似合っている服をチョイスすること以上に、彼氏とのコミュニケーションプロセスをエンジョイすることにあるのだから、そこはもう大海の流れに身を任せるしかないと思うのね。

~大海の流れに身を任せる会話イメージ~

A子:ねぇねぇ、彼氏君、この白いシャツと、さっき試着した青いシャツ、どっちが似合う?

彼氏:A子ちゃんには白が似合うと思うよ?

A子:え~、青いシャツがいいと思ったんだけどな?

彼氏:そうだね、青も似合うよ!

A子:でも、白いシャツもいいかも!

彼氏:えっ、そうか、うん、そうだね。もう一回白いシャツを試着してみようか?

A子:うーん、どうしようかなぁ?

彼氏:せっかくだから、試着してみようよ!

A子:彼氏君がそこまで勧めるんだったら、試着…しようか、な? そういえば、あそこにある緑のシャツも気になっているんだ。

彼氏:えっ

対処3:褒める

これが一番のお勧め。褒めるんだ! 褒めて褒めて褒めまくるのだ! 褒めるスキルは社会人になっても超使えるから、これも修行だと思って…ガンバ!

コツはうなづきの「さしすせそ」だよ!

さ:さすが!
し:知らなかった!
す:すごい!
せ:センスいいね!
そ:そうなんだ!

まっ、最近の若者言葉的には、こんな感じでもいいのかもしれないね。

マジか!:さすが!
マジか?:知らなかった!
マジかっ:すごい!
マジか~:そうなんだ!

こちらからは以上です。

執筆者はこの人!

ジョブ吉
ジョブ吉

就活支援のプロ。自分のキャリアを考える機会を増やすことで“くじ引き”と言われる初職選びで外れくじを減らすことができると信じている派です。Twitterはこちら

公開日 2019-07-07 最終更新日 2023-02-05