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HRテック事業に挑戦している優良企業まとめ

Contents(目次)

人材に関する問題や課題を技術で解決するビジネスを意味する、HRテック。

今回はこのHRテックの事業に挑戦している優良企業をまとめてご紹介します。就活や転職活動で優良企業を探す際の参考情報としてお役立ていただけますと幸いです。

※企業は創業(設立)年の古い順にご紹介します。

HRテック事業に挑戦している優良企業まとめ

アトラエ(2003年設立)

「テクノロジーによって人々の可能性を拡げる事業を創造する」といミッションを掲げるアトラエは自らの事業領域をPeople Techと定義し事業に取り組んでいる会社です。

同社はIT・Web業界に特化した求人サイト「Green」を主力とする他、幾つかのサービスを展開。パルスサーベイと機械学習を用いたエンゲージメント解析ツール「wevox」はその一つです。

“Wevox(ウィボックス)は、組織の改善サイクルを生み出すサービスです。今まで感覚で推測するしかなかった、組織に対するエンゲージメントや組織の現状をわずか数分で回答可能なアンケートを元に可視化し、組織課題の改善をサポートします。膨大なデータの応用・ユーザビリティを考慮したサービス設計・学術的な裏付けのあるアンケートにこだわり、組織の課題を即時把握することを可能としています。導入組織は、金融・医療・飲食など幅広い業界の企業に加えスポーツチームや自治体など様々な業界・業種に広がっています。’活き活きと働く人を一人でも多く増やしたい’。そんな想いで開発・運営しています”

参考:株式会社アトラエ|Atrae, Inc.

Donuts(2007年設立)

Donutsはバックオフィス業務(勤怠管理、経費精算、採用管理、労務、給与計算等)を効率化するクラウドサービス「ジョブカン」を展開しています。同社のことを知る上では、以下のDIAMOND SIGNALの記事が参考になります。

“同社は現在、DJリズムゲーム「D4DJ Groovy Mix」や暴走族バトルゲーム「単車の虎」といったゲームを提供するほか、バックオフィス業務を効率化するクラウドサービス「ジョブカン」シリーズ、ライブ配信アプリ「ミクチャ」などを展開している。2021年3月には主婦の友社から女性ファッション誌「Ray」の関連事業を買収し、出版メディア事業にも参入したほか、同年6月には会計ソフト開発のビズソフトも買収した。スタートアップ黎明期の2007年に創業し、今年で15年目を迎えたDONUTS。同社は創業から一度も外部からの資金調達は行わず、自己資本による経営を貫いてきた”

参考:自己資本経営を貫き、売上高160億円を突破──異色の企業「DONUTS」の歩み| DIAMOND SIGNAL

ビズリーチ(2007年設立)

ビズリーチは「すべての人が「自分の可能性」を信じられる社会をつくる」をミッションに掲げ、人材領域で事業を展開する会社です。同社は、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」の他、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを展開しています(各サービスは下記参照)。

  • 採用管理クラウド「HRMOS採用」
  • 人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」
  • クラウド勤怠管理システム「HRMOS勤怠」

Talknote(2010年設立)

Talknoteはコミュニケーションを活性化させ、社内のあらゆる情報を資産化し、理念浸透や文化醸成を促進するカルチャーマネジメントツール「Talknote」を展開しています。

同社の代表の小池氏の失敗体験をきっかけに「Talknote」は創られました。

“僕は過去に飲食店を経営していたのですが、ちょうどインターネットが台頭してきたタイミングで、その機会の大きさに魅了され、Webサービスを検討し始めました。そして、自身が飲食店経営の中で強い問題意識を持っていた人材の領域で、当時はまだ誰もやっていなかった成果報酬型の求人サイトを立ち上げました。現在の成果報酬型の求人サイトの普及度合いからも分かる通り、目のつけどころは悪くなく、実際にしばらくは順調に規模を拡大することができました。ただ、当時の僕は組織づくりの重要性に気づいておらず、組織規模の拡大に合った最適なコミュニケーションを取る事ができませんでした。その結果、徐々に組織が機能しなくなっていき、何とか立て直したいと試行錯誤をしていたのですが、わずか3ヶ月の間に求人サイトに関わっていたメンバー20人が1人を残して全員退職していきました。これらの経験から、社内コミュニケーションのツールに事業としての可能性を感じたことや、社内コミュニケーションを促進させるツールがあれば、多くの企業の役に立つに違いないと考え、自身の経験を活かし、社内SNSとしてTalknoteを創りました。これがスタートです”

参考:Innovation&Happy|カルチャーマネジメントツール「Talknote」

サイダス(2011年設立)

サイダスは「すべての企業の「⼈×データ」のインフラになる。」というビジョンをもとに、人材情報の見える化はもちろん、労務やマネジメント支援までひとつのプラットフォームであらゆるデータをつなげる人事システム「CYDAS PEOPLE」を展開しています。

SmartHR(2013年設立)

SmartHRは「社会の非合理を、ハックする。」というミッションにもとづき、人事・労務の業務効率化と、働くすべての人の生産性向上を支えるクラウド人事労務ソフト「SmartHR」を展開している会社です。

創業者の宮田氏は社長を2022年1月1日で退任され、以降は芹澤氏による新体制に移行しています。社長交代の経緯については宮田氏のブログが参考になります(筆者は宮田氏のビジネスに対する誠実さに胸を打たれました)。

“退任を考え始めたきっかけは「会社の成長にあわせて起きる環境の変化に、適応し続けることが難しくなった」と感じるようになったからです。過去の自分を振り返って自己評価すると、会社が10名のとき、50名のとき、100名のとき、コロナ禍に突入した200名のときの私は「Great」な CEO だったなと思います。しかし、この1年の300名から500名に増えるフェーズでは「Good」すら獲れていないと思います。いま SmartHR の経営が絶好調なのは、2〜3年前の意思決定や行動のおかげであって、この1年くらいの自分は、会社の未来に大きな貢献ができているとは思えなくなりました。社員数が500名を超え、これから1,000名、2,000名の会社に成長していくことを考えると「SmartHR 社の CEO を次世代にバトンタッチしたほうがいいのでは?」と、今年の春ごろから考えるようになりました”

参考:SmartHR の社長を退任します – 宮田昇始のブログ

シングラー(2016年設立)

シングラーは採用候補者体験を上げることで選考離脱率や内定辞退率を下げるクラウド型人材分析ツール「HRアナリスト」の開発会社です。同社の代表を務める熊谷氏の経験をもとに「HRアナリスト」は誕生しました。

“私は採用活動の成否、決定率を上げる要因のほとんどすべては面接にあると考えています。だからこそ採用コンサルティングを行う際も面接の改善からスタートし、その後に採用戦略を立てるという流れを大切にしていました。ただ、さまざまな企業の面接に同席し、チャットで指示を出すということを繰り返す中、面接の状況や候補者のタイプ、受け答えに関する指示の内容に一定のパターンや相関性があることがわかってきました。パターンを解析し、システムやツールに落とし込むことができれば、「わざわざ自分が面接に同席しなくてもいいのではないか」と考えるようになったことが『HRアナリスト』を構想するきっかけです”

参考:50年変わっていない面接をアップデート。候補者を”口説く”サービスに込めた思想|d’s JOURNAL

EDGE(2017年設立)

EDGEは人事課題解決に特化したコミュニケーションプラットフォーム『エアリー』シリーズを展開する会社です。内定者フォロー、1on1、ワークエンゲージメント、ダイバーシティなどのテーマ単位でサービスを展開しています。

同社は2021年4月にMBOを実施し、新規事業を中心に、さらなる事業拡大に取り組んでいます。

“2017年にガイアックス社の1事業からカーブアウトという形でEDGEを創業し、その際は株主でもあるガイアック社の100%子会社としてスタートを切りました。HRテクノロジーの領域はもっと伸びるし、「事務作業をテクノロジーで効率化しました」というだけでなく、色々なものが可視化されて、もっと人が幸せに働ける環境作りにテクノロジーが貢献できるはずだ!という思いから、さらなる事業拡大のために資金調達に向けて動き始めたのが、2018年(自身もどれぐらいから資金調達に向けて動いていたんだろうとログを遡ると2018年からでした)。思い返せば、かれこれ3年以上かかってしまいましたが、ようやく一つの着地を迎えることができました”

参考:資金調達と今後の事業展開|佐原資寛|note

Unipos(2017年設立)

Uniposは「感情報酬を社会基盤に」のミッションを掲げ、ピアボーナスを実現するWebサービス「Unipos」を展開しています。ピアボーナスとはPeer(仲間)+ Bonus(報酬)を指し、従業員同士が「貢献に対する称賛のメッセージ」と「少額のインセンティブ」を送り合う仕組みを意味します。

ピアボーナスにはどんな価値があるのか? そして、Uniposがどのような未来を志向しているのかにご興味のある方は下記の記事をご覧ください。

“Uniposは、「組織を変える良い行動を増やす」ことができるサービスです。会社にとって良い行動を増やすことで、働き方を変えます。つまり、Uniposでは褒めることもできますし、エンゲージメントも高まりますが、Uniposの一番の価値は組織を変える良い行動を増やすことにあります。Uniposには、良い行動を増やすための様々な仕組み、しかけ、増幅装置、テクノロジーがついています。普段、会社で、誰がどんな行動をしているか、把握することってすごく難しいですよね。50人を超えた組織ですら、誰が何をやっているかを把握することは難しくなります。リモートワーク前提の組織ではなおさらです。隣の部署でも難しいです。別の地域にある部署でしたらなおさらです。「事件は現場で起きている」のであって、様々な良い行動が実は会社ではリアルタイムに起きています。それをシェアする方法は今まで、なかなか無かったのではないでしょうか。今後、「何らかの仕組みを使って良い行動を増やす」事が、リモートワークや同一賃金同一労働、ダイバーシティなど、新しい働き方が求められる時代において、企業にとって必須の事ではないでしょうか? 私は良い行動をシェアし、活用し、組織の行動変革を行うことが、組織マネジメントや組織風土改革をするのに、非常に大事だと考えています。そのために最も力を発揮できるのが、ピアボーナスです”

参考: Unipos株式会社 |探していたUniposの未来は、お客様の中にあったという話

KAKEAI(2018年設立)

KAKEIは1on1や面談などの1対1のコミュニケーション支援を目的に開発されたCloudsystem「1on1支援クラウド Kakeai」を展開している会社です。代表の本田氏自身が過去におかした失敗を無くすこと。それが同社の創業に込められた想いです。

“働く一人ひとりと企業の結節点として、ミドルマネジメントの担う責任は非常に大きい。生産性や離職やエンゲージメントも、上司次第で大きく変わると言われてきた。それにも関わらず、人への関わり方とは属人的なまま放置され、個人力に依存し続けている。それにより、今この瞬間も、上司と部下はかけ違い、働く一人ひとりと組織にとっての不幸が世界で繰り返され続けている。さらに今、マネジメントの重要性に加え難度まで高まっている。企業と従業員の物理的・心理的距離の拡大、
企業の液状化と、従業員の顧客化の同時進行、自身のプレイヤー業務との両立、ハラスメントへの意識、世代間の意識ギャップ、介護や育児など部下の状況の多様化、環境変化に伴う強い現場の必要性や、育成の重要性向上…。働く一人ひとりの人生を左右し、その生活の基盤である組織の継続や成長をも左右する現場のマネジメントを個人の力に任せているだけではもたない。私は、テクノロジーを用いてマネジャーとメンバーの間に入り、今この瞬間も起きている『掛け違い』を無くし、『あなたがどこで誰と生きようとも、あなたの持つ人生の可能性を絶対に毀損させない。』の実現に人生をかける。自分のおかした失敗を世界から無くす”

参考:創業の想い|Kakeai(カケアイ)|MAXIMIZING the VALUE of ONE-ON-ONE COMMUNICATION

MyRefer(2018年設立)

MyReferは国内初のリファラル採用サービス「MyRefer」を展開している会社です。同社はパーソルホールディングスの中の社内起業によって2015年に事業をスタート。その後、2018年にスピンアウトしています。同社の歩み・今後の進路を知る上での下記の記事が参考になります。

“「未来のインフラを創出し、HRの歴史を塗り替える」が私たちのビジョンです。人事だけが採用をするのではなく、全員で仲間集めをするリファラル採用など、採用市場に新たな概念を生み出してきましたが、今の採用市場のインフラは求人広告・人材紹介。今後労働人口に拍車がかかり、未来の人材採用がより激化していくなかで、そのインフラ自体を私たちが創り、HRの歴史を塗り替えることが目標です。その先には、より本質的なマッチング(最適配置)や、エンゲージメントの向上など、「人と組織のポテンシャルを解放する社会の創造」をパーパスに掲げています。創業期から提供価値が広がっていく中で、社員のエンゲージメントを高めるといったところまできていると感じており、人と組織のポテンシャルを引き出していけるものを掲げたいと思っています。全体感としては、企業が求人広告で、個人側が肩書きでPRする上辺の世界から、リアルで向き合う世界にシフトするような未来のインフラを僕らが創造して、HRの世界を塗り替える、という世界観を挙げています。周囲から変えて行こう、というものと迷ったのですが、やはり自分の救える範囲の数人よりも、救われる人は多くあってほしいと思いました。この世界観を実現する鍵が、タレント・アクイジションだと思っています。日本における一人あたり名目GDPの転落は大手新聞の紙面を騒がしており、時価総額企業ランキングは大きく変わりました。一方、日本企業は、高度経済成長期の「大量生産、大量消費」という概念を引きずり、新卒一括採用で似たような人を大量採用し続けていた形から変わっていません。けれど、新型コロナウイルス感染をきっかけに、第4次産業革命とも言える波がきて、やっとDXの重要性に気づき始めています。ジョブ型雇用という言葉も普及し始めていますが、根本的解決にはなってはいません。そもそも頭数採用をしている限りは、チャネルをどれほど変えても意味がないので、100人の普通より1人のタレントを獲得する概念へとアップデートする必要があります”

参考:日本のHR市場がこれから目指すべき、MyReferが描く「タレント・アクイジション」の世界| JP Startups

wellday(2019年設立)

welldayは従業員が一人ひとりが抱えている課題を早期に発見、解決する、日本初のエンプロイーサクセスプラットフォーム「wellday」を展開しています。エンプロイーサクセスが意味するものは下記の内容が参考になります。

“最近までは、企業のIR情報では従業員の数の増加、キーパーソンの採用などのハイライトが掲載されていても、IR上で従業員のエンゲージメントや体験について言及する会社はほとんどありませんでした。一方で海外では Salesforce, Airbnb, Netflix を筆頭に企業カルチャーや従業員の体験について言及し、働く人を大切にしている企業が増えてきています。すなわち21世紀を代表する企業が、従業員の成功は企業の成功を促し、両者の間には矛盾関係ではなく、相関関係があることを信じて取り組んでいます。そして、この考え方は世界基準になりつつあります。また、従業員の体験をよくするには、顧客の体験をよくすることと同じように、客観的でリアルタイムに課題を把握し、改善を促すモノサシが必要です。 従業員体験の客観的なモノサシを創り出して組織に進歩をもたらす、それがまさに我々welldayがチャレンジしていることです。 世界をよくする企業の、ビジョン実現を加速させているのは、間違いなくその企業に所属する従業員の皆様です。我々はwelldayという事業を通じて従業員体験やエンゲージメントをよくすることで世の中の企業のビジョン実現を支えます。はたらく人を支え、それぞれの日々を彩る、これが我々のミッションです。このミッションに一社でも多く取り組む企業が増えることができれば、働くすべての人に豊かさをもたらすことができると心から信じています”

参考:Recruit|株式会社wellday

執筆者はこの人!

ジョブ吉
ジョブ吉

就活支援のプロ。自分のキャリアを考える機会を増やすことで“くじ引き”と言われる初職選びで外れくじを減らすことができると信じている派です。Twitterはこちら

公開日 2019-07-16 最終更新日 2022-07-03

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