就活サイトの就活スケジュールの3つの嘘と本質的な就活スケジュールの立て方

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就活サイトの提示する就活スケジュールの嘘を暴きつつ、本質的な就活スケジュールの立て方について解説します。

自分なりの就活スケジュールを突き進む猫

<目次>

  • 就活スケジュールの3つの嘘
    1. サマーインターンは6月開始ではない
    2. 面接は6月開始ではない
    3. 選考(面接)は年内から始まっている
  • 本質的なの就活スケジュールの立て方
    Step1. 個人活動スケジュールの作成
    Step2. 選考スケジュールの作成
    Step3. 就活スケジュールの作成

就活スケジュールの3つの嘘


就活スケジュールと言えば、マイナビのような就活サイト(ナビサイト)が公開するものが有名です。

参考:就職活動の進め方 – 就活準備 – マイナビ2021

このマイナビの就活スケジュールには、何らおかしな点はないように見えますが、実は3つの嘘が混ざっています。

1. サマーインターンは6月開始ではない

就活サイトが公開する就活スケジュールの1つ目の嘘は、サマーインターンの時期です。

就活サイトの公開する就活スケジュールでは、サマーインターンは6月から始まっているように見えますが、実際は4月や5月に応募締切のサマーインターンが少なからず存在します。

<4月に募集締切りのサマーインターン例>

  • Preffered Networks|PFN2019 夏季インターン(4月18日12時締切)
  • マッキンゼー・アンド・カンパニー|McKinsey Japan Office Summer Intern 2019(4月24日締切)
  • 宇宙航空研究開発機構(JAXA)|2019年度 学生実習制度インターンシップ方式(4月26日締切)
  • オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン|オグルヴィ・サマーインターンシップ(4月30日締切)

参考:【21卒】サマーインターン募集締切まとめ|サマーインターンに関する疑問の回答付き

2. 面接は6月開始ではない

就活サイトが公開する就活スケジュールの2つ目の嘘は、面接の開始時期です。

日系企業の多くは、経団連ルール(採用選考に関する指針)を踏まえ、3月1日から広報活動を開始し、6月1日以降に選考活動を開始すると言われています。

<採用選考に関する指針(抜粋)>

学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、採用選考活動については、以下で示す開始時期より早期に行うことは厳に慎む。

広報活動:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動:卒業・修了年度の6月1日以降

参考:採用選考に関する指針 |経団連

そして、マイナビの公開する就活スケジュールでも、この経団連ルールを踏まえてエントリーは3月開始、面接は6月開始となっていますが、これは建前に過ぎません。

実際は6月1日時点で就活をしている大学生の10人に7人が企業に内定している状況(※)があることからも、多くの企業が6月前に面接を実施していることは明らかです。

※2020卒の6月1日時点の内定率は70.3%

参考:就職プロセス調査(2020年卒)|リクルートキャリア

就活マーケットに長らく身を置いていた経験から語ると、3月に広報活動と選考活動を同時に開始する企業が多い印象があります。

3. 選考(面接)は年内から始まっている

就活サイトが公開する就活スケジュールの3つ目の嘘は、選考時期です。

マイナビのような大手就活サイトが公開する就活スケジュールは経団連ルールを遵守する日系大手企業基準で作られています。

しかしながら、この経団連ルールには強制力はありません。外資系企業やベンチャー企業の中には、早々に選考を開始し、年内に内定を出す企業も存在します。


本質的な就活スケジュールの立て方


ここからは、就活スケジュールの嘘に惑わされずに、自分の就活にきちんと役立てることのできる本質的な就活スケジュールの立て方を3Stepで解説します。

Step1. 個人活動スケジュールの作成

まずは、学業・アルバイト・サークル活動などの個人活動スケジュールの可視化をします。

どの活動にどれだけの時間を使っているのか(使う必要がありそうか)を具体的にGoogleカレンダーなどに書き出しましょう。

<例>

  • 大学の講義:9時〜17時(平日のみ)
  • アルバイト:20時〜24時(火・水・金)
  • サークル活動:19時〜21時(月・木)

Step2. 選考スケジュールの作成

次に、企業の選考スケジュールを作成します。

この選考スケジュールは2つに分かれます。経団連ルール遵守組と、それよりも先に選考に動く経団連ルール知らんがな組の2つです。

志望業界(や志望企業)が決まっていない状況であれば、2パターンの選考スケジュールをGoogleカレンダーなどに書き出しましょう。

1. 経団連ルール遵守組の選考スケジュール

  • サマーインターン(募集):6月〜8月
  • サマーインターン(実施):7月〜9月
  • 秋冬インターン(募集・実施):10月〜2月
  • 会社説明会・ES:3月〜5月
  • 面接:3月〜
  • 内定:4月〜

経団連ルール遵守組は、日系大手企業からスモールベンチャー・中小企業まで幅広い規模の企業が該当します。

2. 経団連ルール知らんがな組の選考スケジュール

  • サマーインターン(募集):4月〜6月
  • サマーインターン(実施):5月〜8月
  • 秋冬インターン(募集・実施):9月〜12月
  • 会社説明会・ES:9月〜1月
  • 面接:10月〜2月
  • 内定:10月〜

経団連ルール知らんがな組の多くは、外資系企業(コンサル・メーカー・金融)や人気ベンチャー企業です。これらの企業群は「経団連ルールを遵守する日系大手企業」にも競り勝てる算段がついているので、年内から内定を出し始めます。

Step3 就活スケジュールを書く

最後に、自己分析・業界研究・各種の選考対策・選考参加などの就活スケジュールを作成します。

最初はざっくりした就活スケジュールで問題ありませんが、とにかく早い段階から就活スケジュールを立てて、就活を実践することが大切。

いざ、ESを書いてみると、

「うわっ…私のES、(内定者ESと比べるとクオリティが)低すぎ…?」なんてことは誰にでも普通に起こり得ますが、そういった場合は個人活動のスケジュールを削って、その分を就活の時間に充てるなどのスケジュール変更をすれば良いだけです。

自己分析や業界研究、ESや面接。就活は初めて尽くしの “やってみないと分からない” ことばかりだからこそ、実際にやってみることを通じて「ESの準備は3時間あれば大丈夫だと思っていたけど、これは少なくとも10時間…毎週2時間は必要だな」という具合に就活カレンダーをアップデートすることが大切なのです。

このように、

就活スケジュールを一度完成させて満足するのではなく、就活を実践する中で何度もスケジュールを見直すことで、自分の就活にきちんと役立てることのできる本質的な就活スケジュールを立てることができますし、

こうやって計画を立てて、計画の見直しをかけながら目標に向かって頑張るプロセスは、就活のみならず仕事にも必ず活きてきますYO!

(ジョブ吉)

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