就活や転職の面接で強みと弱み(長所短所)を正しく伝える方法

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「あなたの強みと弱み(長所と短所)を教えていただけますか?」

就活や転職の面接で頻出するこの質問について、強みと弱み(長所と短所)を正しく伝える方法をご紹介します。

就活や転職の面接で、強みと弱みの伝え方を分かっていない猫

<目次>

  • 面接で強み(長所)を正しく伝える方法
    – 強み(長所)は求める人物像に関連付ける
  • 面接で弱み(短所)を正しく伝える方法
    – 弱みは弱みであることを明確に伝える
    – 弱みはどのように補っているのかをセットで伝える


就活や転職の面接で強み(長所)を正しく伝える方法


強み(長所)は求める人物像に関連付ける

企業は、自社で活躍するために必要な資質を求める人物像として定義しているので、自分の強み(長所)を求める人物像に関連付けて説明することは極めて効果的です。

たとえば、

  • あなたの強み(長所):行動力の高さ
  • 求める人物像:チームワーク重視の人

このケースでは以下のように説明可能です。

<説明例>
私の強みは行動力の高さです。チーム力を最大化するためのコミュニケーションを活性化する上で、自分から周囲に働きかけていくことができます。

たとえば、

  • あなたの強み(長所):行動力の高さ
  • 求める人物像:挑戦心の強い人

このケースでは以下のように説明可能です。

<説明例>
私の強みは行動力の高さです。未知の問題に対して、失敗を恐れずに挑戦を継続していくことができます。

たとえば、

  • あなたの強み(長所):行動力の高さ
  • 求める人物像:自らの考えに基づいて行動を起こせる人

このケースでは以下のように説明可能です。

<説明例>
私の強みは行動力の高さです。指示待ちではなく、自分の考えで行動を起こしていくことができます。

このように、同じ「行動力の高さ」という強み(長所)でも、それぞれの求める人物像に寄せた説明をすることが効果的です。

ぜひ、ご自身の志望企業の「求める人物像」に関連付けた強みの説明を考えてみてください。

よくある質問

質問】
求める人物像は新卒者向けの話だと思いますが、転職者・中途採用者の場合はどうすればいいですか?

回答】
転職者・中途採用者であっても、新卒採用ページに掲載されている求める人物像を参考にして大丈夫です。

求める人物像は、組織のミッション・バリュー・行動指針・価値基準等でも代替可能です。

たとえば、メルカリでは “Go Bold – 大胆にやろう” に代表される 3つのバリュー が参考になります。DeNAでは “「こと」に向かう” “全力コミット” などの DeNA Quality が参考になります。

【質問】
強みを求める人物像に関連付ける上で、嘘や誇張を混ぜても大丈夫でしょうか?

回答】
嘘や誇張を混ぜるのはNGです。嘘や誇張の混ざらない範囲で求める人物像に関連付けるようにしましょう。

【質問】
「強みについて教えてください」と質問された場合、自己PRをすべきですか? それとも簡潔に強み(長所)を答えるべきですか?

【回答
「強みについて教えてください」と質問された場合は、どう回答すべきかについて面接官に以下のように確認することを推奨します。

<確認例>
強みは、強みを発揮したエピソードを含めてお伝えする自己PRのような内容をお伝えする形が宜しいでしょうか? それとも、簡潔に強みをお伝えする形が宜しいでしょうか?


就活や転職の面接で弱み(短所)を正しく伝える方法


弱みは弱みであることを明確に伝える

弱み(短所)を伝える際は、弱みは弱みであることが明確に伝わる表現を考えましょう。

面接では、弱み(短所)を説明しているつもりが、強み(長所)を説明してしまっているケースが頻発します。

<面接のワンシーン>
面接官:あなたの長所と短所をお聞かせいただけますか?

学生:私の長所は、行動力の高さです。短所は、考えるよりも行動が先に立つ点です。

この面接のワンシーンにおいて…

「考えるよりも行動が先に立つ」という短所は「行動力の高さ」という長所を言い換えただけですので、短所を自覚していない=自己理解力が不足しているという理由でマイナス評価をされる可能性があります。

強みと弱み(長所と短所)は表裏一体で、互いに作用し合うものなので、強みは弱みであり、弱みは強み。両者は不可分です。しかし、面接の場においては、弱み(短所)は弱みとして伝わるような表現を考えましょう。

参考までに、強みと弱み(長所と短所)の組み合わせ例をご紹介します。

強み(長所)弱み(短所)
行動力が高い計画性が弱い
柔軟性が高い優柔不断
主体性が高い独断的

弱みはどのように補っているのかをセットで伝える

弱み(短所)とは、それ自体はネガティブなものですが、その弱みを認識した上で、どのように弱みを補っているのかを伝えることで…

「自分の弱みを補う(あるいは克服する)ための努力をしているんだな」と、面接官からプラスの評価を引き出すことができます。

参考までに、弱み(短所)をどのように補っているかの例をご紹介します。

弱み・短所どのように補っているか?
計画性が弱い計画を作成・管理できるツールを活用
優柔不断迷いを最小化するための目標やKPIを設定
独断的チームの意見を吸い上げるMTGを定例化

まとめ


新卒採用でも中途採用でも、強みと弱み(長所と短所)の質問の評価上の重要度は、実は、そこまで高くありません。

新卒採用であれば、自己PRと志望動機の質問の方が重要です。中途採用であれば、職務経歴や転職理由の質問の方が重要です。

しかし、だからといって、強みと弱み(長所と短所)の質問の備えを疎かにする理由にはなりません。なぜなら、面接選考はある種の勝負事であり、その場の “流れ” があるからです。時に、たった一つの質問の回答内容次第で、その “流れ” が変化するのです。

ゆえに、面接の場の “流れ” を良い方向に変える手段・打ち手の一つとして、強みと弱み(長所と短所)の質問の備えをきちんとしておくことを強くお勧めします。

(ニャン子)

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