就活には様々な形の選考があります。
ES(エントリーシート)に筆記試験。GD(グループディスカッション)やGW(グループワーク)。そして面接。

それぞれの選考には事前対策が可能であり、時間やお金を投下する価値があります。とはいえ、できることならば効率的に選考対策を進めたいものです。
そこで今回は、ESが書けない人やESの書き方が分からない人に向けて、 ES(エントリーシート)選考対策を効率的に進める就活サービスやノウハウをご紹介します。
<目次>
- 内定者のES(エントリーシート)活用
– ワンキャリア
– 就活会議
– unistyle
– 外資就活ドットコム - ES (エントリーシート) の書き方を学ぶ
- ES (エントリーシート) ブラッシュアップ
内定者のES(エントリーシート)活用
ESはジグソーパズルのようなものであり、完成イメージを見ないと作業が捗りません。一度、内定レベル(あるいは選考通過レベル)のESを見ることで、自分のESをブラッシュアップする作業を効率的に進めることが可能になります。
内定者・選考通過者のESを閲覧可能な就活サービスを幾つかご紹介します。
・ES・体験談一覧|ワンキャリア
・ES(エントリーシート)を探す|就活会議
・ES・選考レポート一覧|unistyle
・選考体験記|外資就活ドットコム
内定者のESを活用する=優れたESに共通する構造を研究し、その構造=フォーマットに自身の経験を当てはめるようにしましょう。また、内定者のESの内容をパクることは止めましょう。
注意点
志望企業の内定者ESのレベルが低い場合は幾つかの要因が考えられるので(※)、そのESは参考にしない方がいでしょう。できるだけレベルが高いと思われるESを参考にしましょう。
※ESのレベルが低い場合の通過要因
- ESの評価者は人なので、評価者のミス=偶然ESが通過しただけの可能性がある
- ESの評価が当落線上にある場合に、学歴の影響で合格になっている可能性がある
ES (エントリーシート) の書き方を学ぶ
ESは一種のビジネス文書であるため、(論文執筆の経験がある学生や、企業での長期インターン経験のある学生は例外として)ほとんどの学生はビジネス文書に不慣れであり、ESを書くための知識が不足しています。
そのような場合においては、一からESの書き方を学ぶことに意味があります。参考になるコンテンツをご紹介します。
・【就活】自己PRと学生時代頑張ったこと(ガクチカ)で高評価を得られる秘密のレシピ|ニャンキャリア
上記のコンテンツの自己PR構成であれば、面接選考を通過するための3要素である、
- コンテンツ(自己PRの内容)
- ストラクチャー(自己PRの構造)
- デリバリー(自己PRの伝え方)
のストラクチャーの完成度をかなり高められるので、面接選考が楽になります。ハイレベルなESは面接を有利に運ぶことができるのです。
ES (エントリーシート) ブラッシュアップ
ES選考通過レベルの仕上がりであれば比較的簡単に到達可能ですが、
面接選考を有利に運ぶことができるハイレベルなESに仕上げるには、ESのブラッシュアップ(何度も書き直すことでより良い内容にすること)が必要であり、一定の時間を要します。
ESは出し直しが効かないからこそ、提出するESにどれだけの熱量を注げるのかが問われます。そして、その熱量は正しい努力の方向性に向かって注ぐことが何より重要です。
そういった意味で、経験豊富な講師からマンツーマンで正しいES添削指導を受けることができる就活塾を利用することは合理的な手段になり得ます。
OB訪問サービスでES添削をお願いする手もありますが、OB訪問は別の目的での利用価値が高いので、ES添削目的に使うのは勿体ないという理由で、個人的にはお勧めできません。
・【おすすめ】OB訪問の就活サービス(人気企業内定者のOB訪問ノウハウ集付き)|ニャンキャリア
また、就活サービスを使わずとも、以下のような手段を使ってESをブラッシュアップすることができます。
- キャリアセンターにES添削をお願いする
- Twitter上でES添削をしてくれる人を探す
- 親や知り合いのビジネスパーソンにESを評価してもらう
ただし、ES添削は添削者のレベルの差が激しいので、レベルの低い添削アドバイスを鵜呑みにしないで済むように、複数名の添削者にES添削の依頼や相談をできる状況を作っておくことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ES(エントリーシート)選考対策ができる就活サービスは種類が多いので、どれが自分に合っているのか迷うかもしれませんが、選考対策の基本は「実践すること」ですから、色々と試してみることをお勧めします。
(ジョブ吉)