エドテック事業に挑戦している優良企業まとめ

教育の問題を技術で解決する、エドテック。

今回はこのエドテック事業に挑戦している優良企業をまとめてご紹介します。就活や転職活動で優良企業を探す際の参考情報としてお役立ていただけますと幸いです。

エドテック事業に挑戦している優良企業

ベネッセコーポレーション(1955年設立)

ベネッセコーポレーションは世界最大級オンライン学習プラットフォーム「Udemy」の事業パートナーです。

“Udemyは、米国法人Udemy, Inc.が運営する世界4,900万人以上が学ぶ“C to C(Consumer to Consumer)”オンライン学習プラットフォームで、世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげます。ベネッセコーポレーションは、2015年より日本における独占的事業パートナーとして提携をスタート。Udemyには、最新のIT技術からビジネススキルまで幅広いテーマの講座があり、世界で6.4万人以上の講師が18.5万本を超える講座を公開しています。アクセスはPC・スマートフォンなど好きなデバイスから可能で、隙間時間の有効活用など必要な時に必要なだけ学習を進められます”

参考:Udemy- BenesseのDX事例

リクルート(1960年創業)

リクルートは小中高生向けオンライン学習サービス「スタディサプリ」を展開しています。それは、リクルートのまなび事業が誕生した1970年から培ってきた知見をもとに生まれたサービスです。

“そして2012年、新たに始めた挑戦は、「“まなび”そのものを届ける」ことでした。まなび事業の誕生以来、半世紀にわたり“まなび”の情報を伝え続けてきたからこそ、「“まなび=教育”は、人生を変えられる手段である」と確信。一方で、“良質な教育”は高価で、受けられる場所も限られているのが従来のセオリーでした。そこで、「どこでも、だれでも、質の高い教育が安価に受けられる仕組みを作れないか」という発想のもと、教育環境格差の解消を目指して誕生したブランドが、オンライン学習サービスの『スタディサプリ』です”

参考:[Story] スタディサプリ

チエル(1997年設立)

チエルは教育ICTの専門家として、学校教育のICT市場に特化したサービスを展開しています。

“ひと口に教育ICTと言っても、タブレットの授業活用、デジタル教科書・教材から、授業支援、セキュリティ対策まで、その種類と活用法は多岐に渡ります。チエルでは、小・中学校から高校・大学向けの、授業改善に役立つ学習システムをはじめ教材、運用管理システム・セキュリティシステムまでをサポート。60種以上の製品・サービスを提供し、種々の教育現場の課題を解決します”

参考:チエルとは|企業情報|ICTを活用した教育支援サポートのチエル(CHIeru)

レアジョブ(2007年設立)

レアジョブでは、「グローバルに人々が活躍する基盤を作る」ことを目的とし、中核の英語関連事業だけでなく、グローバルリーダー育成・キャリア関連事業と3つの事業を展開しています。

“「レアジョブ英会話」は、場所や時間を問わず気軽に利用できるオンライン英会話サービス。利用する教材やプランは、英語習得の目的やレベルに合わせて選択可能。第二言語として高い英語力を誇るフィリピン人講師が6,000名以上在籍し、お一人おひとりに最適な英語学習に寄り添います”

“「PROGOS®」は、国際標準規格CEFRで英語スピーキング力を速く、手軽に、リーズナブルに測れるビジネス英語スピーキングテストです。手動採点に加えてAI技術により採点自動化を実現し、短時間で結果の確認が可能。総合評価と6つの指標別評価から、弱点を把握して効率よい学習につなげることができます”

参考:事業紹介|レアジョブ

CLEARNOTE(2010年)

CLEARNOTE(旧社名:アルクテラス)は国内外各国においてユーザー数最大級の学習サービス「Clearnote」を中心としたプロダクトを展開しています。

同社は2021年2月12日に「Campusノート」を展開するコクヨ株式会社の子会社となり、デジタルとアナログのノートの連携による更なる成長を目指しています。

スタディプラス(2010年設立)

スタディプラスは大学受験生の2人に1人が利用する日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」を展開する会社です。

2022年5月18日、同社は、中高生たちの今を知り、未来を予測する組織「Studyplusトレンド研究所」を設立。トレンドの調査・研究を通じて、企業・教育関係者をはじめとした社会や企業の方々と一緒に、これからの新しい時代に「どんな暮らしをつくるか」を考えていきます。

学びに寄り添うプラットフォームをつくることを志向する同社らしい取り組みです。

eboard(2011年設立)

eboard(イーボード)は「学びをあきらめない社会」というミッションの実現に向けて活動するNPO法人です。映像授業とデジタルドリルで基礎から学べるICT教材「eboard」を展開しています。

“塾に通えない。授業についていけない。学校に行けない。日本にも、様々な理由から「学びをあきらめてしまっている」子ども達がいます。私たち、NPO法人eboardは、「学びをあきらめない社会」というミッションの実現に向けて活動しています”

参考:eboardが向き合う社会と活動|ICT教材eboard(イーボード)

スクー(2011年設立)

スクーは “世の中から卒業をなくす” をミッションに掲げて、大人たちがずっと学び続ける生放送コミュニティ「schoo」を展開しています。

“人は学ぶことで生きる知恵を身につけ、技術を革新させ、進化してきました。「学び」には終わりはなく、学び続けることで社会が抱えている課題の解決速度が圧倒的に加速します。一方で、時間や場所、コスト、モチベーションなど、「学び」の障壁となるものは私たちの身の回りに溢れています。これらの障壁を取り除くことで、すべての人が学び続けられる世界、つまり、すべての人の卒業をなくすことがSchooの使命です”

参考:Schooのミッション – 株式会社 Schoo

Libry(2012年設立)

Libryはこれまでの勉強方法の良い部分をなるべく残しながら、変えるべきところをテクノロジーを活用し変えていく。そんな考えを大切に、教育をなめらかにアップデートするためのデジタル教材プラットフォーム「Libry」を展開しています。

“「Libry(リブリー)」は、中高生向けのデジタル教材プラットフォームです。大手出版社などと提携し、既存の教材をデジタル化。蓄積された学習データに基づいて、一人ひとりに個別最適化された学習体験を提供します。先生向けには、宿題の配信・回収・集計を簡単に行える管理ツールを用意しており、先生の業務負荷軽減に貢献しています”

参考:株式会社Libry|教育になめらかな革新を

ベストティーチャー(2012年設立)

ベストティーチャーはスピーキング & ライティングを多彩な講師陣から学べるオンライン英会話スクール「ベストティーチャー」を展開。

日本人が苦手とする英語をアウトプットする力を身につけるために、オンライン上で「書く、話す」を組み合わせた独自サービスを提供しています。

ドットインストール(2012年設立)

「すべての人にプログラミングの楽しさを伝えることで、可能性に満ちた、明るい世界を作っていきたい」。そんな願いを実現すべく、ドットインストールは初心者向けプログラミング学習サイト「ドットインストール」を運営しています。

すべてのレッスンは3分以内の動画で提供されているので隙間時間を利用して無理なく気軽に学ぶことができます。

manabo(2012年設立)

manabo(旧社名:SATT AI ラボ)は勉強のわからないことが自宅にいながらすぐ解決できる、スマホ家庭教師「manabo」を展開しています。同社は2018年6月6日に駿台グループに入り、manaboの国内外利用拡大を進めるほか、新たなEdTech関連サービスの創出を狙っています。

ストリートアカデミー(2012年設立)

ストリートアカデミーは「まなびの選択肢を増やし、自由に生きる人を増やす」というミッションのもとに、教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット「ストアカ」を展開しています。

“ストアカは2012年に”対面で教えたいと学びたいをマッチングするプラットフォーム”としてサービスを開始し、2020年にはオンライン講座を解禁し、市場の変化に対応しながら学びの選択肢を広げて参りました。先生、生徒ユーザー様共にご愛用頂き、2022年4月27日をもちまして累積受講者数が100万人(延べ人数)を突破したことをお知らせします”

参考:【ストアカ累計受講者数100万人突破】オンラインによる学びの普及が成長を加速 – ストリートアカデミー株式会社

ARROWS(2013年設立)

ARROWSは「先生から、教育を変えていく。」をミッションに掲げ、全国各地の先生が集まるオンライン職員室「SENSEI ノート」や国内最大の先生向けイベントポータル「SENSEI イベントポータル」などのサービスを展開しています。

“1200万人の子どもが毎日通う学校を支える、100万人の日本の先生。私たちは、「先生には可能性が溢れている」と考えています。一方、先生を取り囲む環境が先生の可能性を最大化する機会を奪っている事実が存在します。私たちは、そんな現状を先生とともに変えていきます”

参考:ABOUT US|ARROWS

ワンダーラボ(2014年設立)

「世界中の子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す」というミッションを掲げるワンダーラボでは、毎月届く教材を通じて子どもの知的成長を刺激する教育プログラム「WonderBox(ワンダーボックス)」や思考力を楽しく身につけるための知育教材アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」などのサービスを展開しています。

“これからの時代には、きっとこういう力が求められるから、それを育てよう。私たちは、そういった発想ではなく、「子どもたちから”知的なわくわく”を引き出す」ことこそに、今の時代にできる最高のアプローチで貢献したいと考えています。知的なわくわくを通して育った子どもたちは、きっと自分たちの力で、予想もつかないようなイノベーションを生み、望む未来を切り拓いていくでしょう。そんな未来を楽しみに、私たち自身もわくわくしながらサービスを生み出し、社会に影響を与えていく。それが私たちの果たすべき使命です”

参考:ワンダーラボ株式会社 – WonderLab Inc.

atama plus(2017年設立)

テクノロジーで基礎学力の習得にかかる時間を半減させて「社会でいきる力」を養う時間を増やす。

そんな明日をつくるために、atama plusでは、一人ひとり100%カスタマイズした学びを実現するAI(人工知能)を活用したラーニングシステム「atama+」を展開しています。

“社会が大きく動いています。これからの子どもたちが生きていく上で求められる力も、今のオトナ世代とは変わってきています。そんな中、教育はどう変わっていくべきでしょうか。私たちは、テクノロジーで基礎学力の習得にかかる時間を半減させ、そのぶん、「社会でいきる力」を養う時間を増やす。そんな明日をつくっていきます。たとえば自動車や通信。明治以来の150年であらゆるものが大きく変わりました。しかし教育の場を見ると、黒板を背にした一人の先生の話を何十人もの生徒が黙々と聞く、150年前と同じ風景が今日も広がっています。私たちは、それを変えます。教育に進化を+する。未来を+する。私たちはatama+です”

参考:atama plus株式会社

執筆者はこの人!

ジョブ吉
ジョブ吉

就活支援のプロ。自分のキャリアを考える機会を増やすことで“くじ引き”と言われる初職選びで外れくじを減らすことができると信じている派です。Twitterはこちら

公開日 2019-07-13 最終更新日 2022-09-10