シェアリングエコノミー事業に挑戦している優良企業まとめ

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シェアリングエコノミーという言葉をご存じでしょうか?

総務省のHPでは「シェアリング・エコノミーとは典型的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、貸主は遊休資産の活用による収入、借主は所有することなく利用できるメリットがある」と説明されています。

さらに「シェアリング・エコノミーはシリコンバレーを起点にグローバルに成長してきた。PwCによると、2013年に約150億ドルの市場規模が、2025年には約3,350億ドル規模に成長する見込みである」という説明もあります。3,350億ドルは1ドル100円換算で33兆5000億円。かなりの市場規模です。

それでは、シェアリングエコノミーには具体的にどんなサービス(事業)があるのでしょうか。シェアリングエコノミー事業に挑戦している優良企業をまとめました。

シェアリングエコノミー事業で貸し出される猫

<目次>

  • シェアリングエコノミー事業に挑戦している優良企業まとめ
  • シェアリングエコノミーとは
  • シェアリングエコノミーの可能性

シェアリングエコノミー事業に挑戦している優良企業まとめ(設立年順に掲載)


<掲載企業>

楽天/ガイアックス/GMOペパボ/グローバルエージェンツ/Airbnb/ランサーズ/Uber Technologies, Inc./akippa/AsMama/ジモティー/CAMPFIRE/クラウドワークス/ココナラ/ストリートアカデミー/メルカリ/マクアケ/タスカジ/スペースマーケット/エアークローゼット/カウンターワークス/READYFOR/ステイト・オブ・マインド/コークッキング/CREARC/NearMe/スペースエンジン/DeNA SOMPO Mobility/neuet

楽天

楽天(1997年設立)は累計2,000万ダウンロードのフリマアプリ「ラクマ(旧フリル)」の運営企業です。

ガイアックス

ガイアックス(1999年設立)は偏った趣味や特技が認められる場所を作り、”偏愛”を大切にする人が集まる場所にしたいという想いが込められた、好きなことをテーマにした体験が集まるプラットフォーム「aini(aini)」の運営企業です。

GMOペパボ

GMOペパボ(2003年設立)は日本最大級のハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」の運営企業です。

グローバルエージェンツ

グローバルエージェンツ(2005年設立)はマンション内にラウンジやキッチン等の交流スペースを設け、住人同士の自発的な交流を誘発する住居形態、まさにSNSのリアル版とも言えるマンション「ソーシャルアパートメント」の運営企業です。

Airbnb

Airbnb(2008年設立)は宿泊施設のシェアサービス「Airbnb(エアービアンドビー)」の運営企業です。

ランサーズ

ランサーズ(2008年設立)は仕事を依頼したい企業と仕事を受けたい個人をオンライン上でマッチングする、日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト「Lancers」の運営企業です。

Uber Technologies, Inc.

Uber Technologies, Inc.(2009年設立)はタクシー配車アプリ「Uber (ウーバー)」の運営企業です。

akippa

akippa(2009年設立)は駐車場を借りたい人と貸したい人のマッチングサービス「akippa」の運営企業です。

AsMama

AsMama(2009年設立)は送迎、託児のシェアができる「子育てシェア」の運営企業です。モノのシェアやコト(予定)のシェアも可能。

ジモティー

ジモティー(2011年設立)は「生活の中で生まれる問題を地域の人同士で補い合える仕組みをつくること。地域に存在する情報を隅々までいきわたらせること。」を使命に、欲しかったものを入手できる地域の情報掲示板「ジモティー」を運営しています。

CAMPFIRE

CAMPFIRE(2011年設立)はクラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」の運営企業です。

クラウドワークス

クラウドワークス(2011年設立)は仕事の受発注を行うことができるクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」の運営企業です。

ココナラ

ココナラ(2012年設立)は個人の得意(経験・知識・スキル)を販売できるマーケットプレイス「ココナラ」の運営企業です。

ストリートアカデミー

ストリートアカデミー(2012年設立)は誰もが自分のスキルを活用して教室やワークショップを開催できる学びのマーケットプレイス「ストリートアカデミー」の運営企業です。

メルカリ

メルカリ(2013年設立)は累計1億ダウンロード・月間利用者数1,000万人超を誇る人気のフリマアプリ「メルカリ」の運営企業です。

マクアケ

マクアケ(2013年設立)はクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」の運営企業です。

タスカジ

タスカジ(2013年設立)はハウスキーパーと家事を依頼したい人が出会えるシェアリングエコノミーシステム 「タスカジ」の運営企業です。

スペースマーケット

スペースマーケット(2014年設立)はユニークなスペース(貸し会議室や民泊)の予約から支払いまでワンストップで簡単に行えるサービス「SPACEMARKET(スペースマーケット)」の運営企業です。

エアークローゼット

エアークローゼット(2013年設立)は月額制ファッションレンタルサービス「airCloset」の運営企業です。

カウンターワークス

カウンターワークス(2014年設立)は短期貸し店舗やイベントスペースのオンラインシェアサービス 「SHOPCOUNTER」の運営企業です。

READYFOR

READYFOR(2014年設立)は日本初のクラウドファンディングサービス「READYFOR」の運営企業です。

ステイト・オブ・マインド

ステイト・オブ・マインド(2015年設立)は職人に縫製を依頼することができる縫製のクラウドソーシング「nutte」の運営企業です。

コークッキング

コークッキング(2015年設立)は廃棄の危機にある食事を手軽にレスキューできるWebプラットフォームとなる、フードシェアリングサービス「TABETE」の運営企業です。

CREARC

CREARC(2017年設立)はカメラやレンズ・ビデオカメラ、照明、ドローンなどの撮影機材のシェアリングアプリTotte(トッテ)の運営企業です。

NearMe

NearMe(2017年設立)はタクシーで同じ方向に行きたい人が見つかり相乗りできる、相乗りタクシーアプリ「nearMe(ニアミー)」 の運営企業です。

スペースエンジン

スペースエンジン(2018年設立)は店舗・売場シェアアプリ「SpaceEngine」の運営企業。店頭で商品を販売したいメーカー・ブランドと、新しい商品の販売を希望する店舗をつなぐ卸・仕入れのマーケットプレイスです。

DeNA SOMPO Mobility

DeNA SOMPO Mobility(2019年設立)はクルマを使わない間にシェアしたいオーナーと、必要な時に好みのクルマを使いたいドライバーをマッチングするカーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」の運営企業です。

neuet

neuet(2019年設立)はいつでもパッと乗って、気軽に移動できるシェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」の運営企業です。

優良企業の判断基準

優良企業まとめシリーズでは下記の基準を総合的に評価した上で、掲載判断をしています。

1. 業績

売上や利益は全てを癒す。

企業の業績が好調であることは、巡り巡って、個人の待遇や労働環境、キャリアデザインに好影響を与えます。

2. 挑戦

ビジネスとは下りのエスカレーターを駆け上がるようなもの。

企業は常に新しい挑戦をすることでこそ長期的な経営の安定状態を獲得できます。挑戦とは、新規事業への挑戦や投資アクション(採用活動の実施や広告予算の積極投資等 )を指します。

3. 競争優位性

競合他社との競争の中で戦っていく上では独自の強みを持つことが大切です。

その強みは、商品力・ブランド・市場シェア・資本力といった外形的なものもあれば、経営のリーダーシップや組織機能の強み(技術開発力・マーケティング力・営業力・オペレーション力)のようなものまで多岐に渡ります。

まとめ

優良企業まとめ(本コンテンツ)はテーマ単位で優良企業を紹介する企画です。

就活や転職では、企業は規模・知名度・待遇等の固定的な角度から評価されがちですが、少し違った角度から光を当てることで、魅力的に見える優良企業は世の中にたくさんあります。

今回ご紹介した優良企業の中に、あなたにとって気になる企業が見つかったのであれば、心より嬉しく思います。

(ジョブ吉)


シェアリングエコノミーとは


シェアリングエコノミーとは、簡単に言ってしまうと、インターネットを介してモノ・スペース・スキル・移動・お金のシェアをするビジネスを意味します。

本稿でご紹介してきた「シェアリングエコノミー事業に挑戦している優良企業」が運営するサービスも以下のように分類できます。

モノのシェア

  • フリマアプリ「メルカリ
  • ハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」
  • 欲しかったものを入手できる地域の情報掲示板「ジモティー」
  • 月額制ファッションレンタルサービス「airCloset」
  • シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」
  • フードシェアリングサービス「TABETE」

スペースのシェア

  • 宿泊施設のシェアサービス「Airbnb(エアービアンドビー)」
  • 住人間の交流を楽しむ新しいアパート・マンション「ソーシャルアパートメント」
  • 駐車場を借りたい人と貸したい人のマッチングサービス「akippa」
  • ユニークなスペース(貸し会議室や民泊)の予約から支払いまでワンストップで簡単に行えるサービス「SPACEMARKET(スペースマーケット)」
  • 店舗・売場シェアアプリ「SpaceEngine」

スキルのシェア

  • クラウドソーシング仕事依頼サイト「Lancers」
  • クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」
  • 個人の得意(経験・知識・スキル)のマーケットプレイス「ココナラ」
  • 学びのマーケットプレイス「ストリートアカデミー」

移動のシェア

  • タクシー配車アプリ「Uber (ウーバー)」
  • 相乗りタクシーアプリ「nearMe(ニアミー)」
  • カーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」

お金のシェア

  • 日本初のクラウドファンディングサービス「READYFOR」
  • クラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」
  • クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」

このシェアリングエコノミーについて、日本市場での状況はどうなっているのでしょうか。

一般社団法人シェアリングエコノミー協会と株式会社情報通信総合研究所との共同調査によると、2018年度のシェアリングエコノミー経済規模が、過去最高となる1兆8,874億円を超えること、そして、2030年度には11兆1,275億円の予測になることが分かりました。

・参考情報:シェアリングエコノミー市場調査リリースのお知らせ|一般社団法人シェアリングエコノミー協会

また、この調査では、シェアリングエコノミー利用者とそうでない人を比べた際にシェアリングエコノミー利用者の方が「社会とのつながり」や「幸福度」を感じる割合が高いことが確認されています。

シェアリングエコノミーのサービスは、リーズナブルな価格だけでなくサービス利用時の満足度の面でも優れている。この事実から、シェアリングエコノミーサービスは今後も必要とされていくであろうことが推察できます。


シェアリングエコノミーの可能性


1. 個人が収入を得る機会を増やす

シェアリングエコノミーの中で、個人は消費者であり、サービス提供者です。副業として自身のスキルをシェアする。保有するモノを誰かにシェアする。会社員や専業主婦、学生やシニア世代、様々な立場にある個人がシェアリングエコノミーの中でサービス提供となることができます。

つまり、シェアリングエコノミーサービスが発展していくことで、個人が収入を得る機会を増やすことが期待されます。終身雇用制度の崩壊が懸念される今の時代、副業を解禁・推奨する企業が増えつつある状況下において、シェアリングエコノミーサービスに大きな期待が寄せられています。

2. 社会課題の解決

少子高齢化、貧困、地域の衰退、資源の無駄遣い等の様々な社会課題を解決するためのアプローチとしてシェアリングエコノミーは有望株です。

例えば、廃棄の危機にある食事を手軽にレスキューできるフードシェアリングサービス「TABETE」では、食品ロス(まだ安全に食べられるのに、捨てられてしまう食べもの)の問題解決にチャレンジしています。

3. 人と人のつながり

シェアリングエコノミーのサービスが支持される理由は、経済合理性だけではありません。シェアをする行為には、助け合い・分かち合いの気持ちが込められています。

だからこそ、本稿でご紹介した調査結果にもあるように、シェアリングエコノミー利用者とそうでない人を比べた際にシェアリングエコノミー利用者の方が「社会とのつながり」や「幸福度」を感じる割合が高いのだと思います。

公開日 2019-07-11 最終更新日 2021-09-12

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