福利厚生制度が充実している優良企業まとめ・ダイバーシティ編

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ダイバーシティに関連する福利厚生制度が充実している優良企業をご紹介します。

ダイバーシティに想いを馳せる猫

企業活動とは一人一人の社員の働きの総和であり、社員一人一人が能力を最大限発揮できるような支援をすることは経営における主要テーマの一つです。

そして、社員一人一人には、それぞれの生き方や価値観の違い(多様性)があります。親の介護を考えている社員。仕事と育児との両立を望んでいる社員。仕事一筋ではなくプライベートも充実させたい社員。

こういった多様性にどれだけ向き合うのか、どんな支援を優先するか、については各々の企業の判断に委ねられているわけですが、今回は目に見える形で(つまり、福利厚生制度や社内制度として)社員を支援している企業、

特に、その中でも先進的な取り組みをされている優良企業を厳選してご紹介します。

<目次>

  • ダイバーシティに関連する福利厚生制度が充実している優良企業まとめ
    – サイボウズ
    – ディー・エヌ・エー(DeNA)
    – 日本ヒューレット・パッカード
    – サイバーエージェント
    – クボタ
    – カカクコム
    – メルカリ
    – エウレカ
    – ノバレーゼ
    – パナソニック
    – ソニー
    – ヤフー
    – さくらインターネット
    – メンバーズ
    – 東レ
    – シグマクシス
    – ゴールドマン・サックス
    – ボーダレス・ジャパン
    – カルビー
    – 味の素

※最終更新日:2019年8月3日


ダイバーシティに関連する福利厚生制度が充実している優良企業まとめ


サイボウズ

“性別や国籍などとは関係なく、そもそもひとは多様であり誰一人として全く同じ価値観を持っている人はいません。サイボウズでは、「100人いたら100通りの働き方」があってよいと考え、メンバーそれぞれが望む働き方を実現できるようにしています”

・働き方宣言制度
社員一人ひとりが「自身の働き方」を自由に記述するスタイルで宣言し、実行する制度。

・ウルトラワーク(在宅勤務制度)
「働き方宣言制度」で宣言した働き方と異なる働き方を“単発で”することをウルトラワークと定義。在宅勤務、時差出勤を含む。

※「単発」の定義は、総労働時間のうち10%程度。おおむね1ヶ月を超えてウルトラワークが頻発する場合は基本となる働き方を変更する。

・育自分休暇制度
35歳以下で、転職や留学等、環境を変えて自分を成長させるために退職する人が対象。最長6年間は復帰可能。

ディー・エヌ・エー(DeNA)

・キャリア選択制度
育児・看護・介護等の事情により、仕事をペースダウンせざるを得ない社員が働き方を選ぶことができる(時間短縮勤務コース・契約社員コース)。

・介護休業
家族(配偶者、本人/配偶者の父母、子、祖父母、兄弟姉妹、孫)が要介護状態にある際に、一定期間休業することができる。

・育休復職サポート手当
産前・産後休暇を取得した女性社員、または連続して2ヶ月以上の育児休業を取得した男性社員の復職に際し、子どもが満1歳6ヶ月になるまでの間、保育料補助として毎月2万円を支給。

日本ヒューレット・パッカード

“多様性と包括性は、Hewlett Packard Enterprise (HPE)の基本的な価値観です。企業文化に織り込まれたものであり、成功をもたらす重要な原動力であると信じています。世界中の職場で、文化、国籍、民族、言語、信仰、考え方、性別、年齢といった多様性を認め、活かすことで、社員一人ひとりがリーダーシップを発揮し、HPEを前進させると考えています”

・ Women at Work Japan(WAWJ)
女性社員が働き続けるうえでの課題や経験を共有し、互いに成長することを目的とした女性社員の社内ネットワークグループ。所属や職種が異なる女性の交流や、社内外の講師を招いたセミナー、各種イベント開催など、女性のプロフェッショナル デベロップメントをめざす活動を企画・運営。

・介護支援制度/社外活動支援
通算6カ月までの介護休職、時間を選択できる短縮勤務や在宅勤務などを整備。ホームヘルパー派遣補助も実施。また、社外活動支援として年間6日間の社会貢献休暇が取得可能 。

・出産・育児支援制度
子の看護休暇(年5日)、育児短縮勤務(1日の勤務時間を最短4時間までに短縮可能)など、社員を取り巻く環境、条件に応じて柔軟に利用できる制度。給付についても、法定給付を上回る出産育児一時金、出産手当金や短期育児休職手当などを整備。

サイバーエージェント

“女性活躍促進制度 macalon は女性が出産・育児を経ても働き続けられる職場環境の向上を目指して8つの制度をパッケージ化した独自制度。「ママ(mama)がサイバーエージェント(CA)で長く(long)働く」という意味があります”

・エフ休
女性特有の体調不良の際に、月1回取得できる特別休暇。通常の有給休暇も含め、女性社員が取得する休暇の呼び方を「エフ休」とすることで、利用用途がわからないようにし、取得理由の言いづらさ、取得しづらさを排除している(エフはFemaleのF)。

・妊活休暇
不妊治療中の女性社員が、治療のための通院等を目的に、月1回まで取得可能な特別休暇。急な通院や体調等に考慮し、当日取得が可。本休暇取得の際には「エフ休」という言葉を使用することで、周囲に知られず取得が可能。

・認可外保育園補助
認可保育園・認証保育園に入れないために仕事復帰ができない女性社員を対象に、高額な認可外保育園料の一部を会社が負担することで女性社員の仕事復帰を促進する制度。認可保育園と認可外保育園の保育料差額を支給。

クボタ

“世界で事業を展開するグローバル企業、クボタ。その職場には、言語や文化、世代や性別、そして価値観も異なるたくさんの人たちが共に働いています。一人ひとりの「違い」を受け容れ、新しい価値を生み出す力にすること。人の多様性を創造性に変える取り組みが、クボタの目指すダイバーシティ・マネジメントです”

・K-Wing
女性社員の能力と意欲向上を図るための人的交流の場。女性社員のキャリア形成をサポートしている。

・リ・エントリー
「退職事由が解消した後にクボタに再入社する機会を得られる仕組み」として、自己都合(出産・育児・介護・配偶者の転勤等)による退職者の「リ・エントリー」を2012年9月より開始。

・学業サポート休暇(クボタ独自の制度)
学校行事(授業参観、入学式、卒業式等)への参加や学校事情により休校になった場合等。小学校6年終了まで取得可能。人数関係なく5日まで。

カカクコム

・家族手当
扶養する18歳未満の子供1人目5,000円、2人目10,000円、3人目以降15,000円を支給。

・育児休暇
最大で子供が3歳になる年の年度末まで取得可能。

・育児短時間勤務
最大12年間(子供が小学校を卒業するまで)取得可能。コアレスフレックスタイム制の選択が可能。

メルカリ

“メルカリのメンバーが「Go Boldに、思いきり働ける環境」をより充実させていくため、2016年2月に導入した人事制度です。社内では「merci box(メルシーボックス)」と呼ばれ、親しまれています”

・産休・育休・介護休業の支援
産休・育休・介護休業から復職する場合は、復職一時金を支給。

・病児保育費の支援
子どもが病気にかかり、臨時で保育施設やベビーシッターを利用した場合は、利用時間の制限なく費用を支給。

・結婚休暇&お祝い金
結婚にあわせて、特別有給休暇とお祝い金を支給。結婚の定義は、入籍・事実婚・同性パートナーとの婚姻。配偶者の定義は、その相手方とする。

エウレカ

“エウレカのPhilosophyである「ユニバーサルに優秀な人材として成長し続ける」ことを支援するため、さまざまな仕組みや制度を整えています。国籍も年代も異なるすべてのメンバーに、プライベートも充実させながら、お互いを認め合い、高め合って欲しい、という思いを込めて策定・更新をしています”

・育休中1on1(イクワン)&会議出席(イクカイ)
職場復帰を支援するため、育休中も上長との1on1面談や重要会議への出席を継続できる制度。Skypeで実施したり、お子さんを会社に連れてくることも可能。

・特別時のリモートワーク
家族の体調不良、大雪などの悪天候、流行するインフルエンザの予防など、自分自身は業務できる状態なのに事情があって出社できない時に、リモートワークを選択可能。

・待機児童対策の引っ越し金援助
待機児童対策のため、保育園に入りやすい地域に引っ越しをする場合に、会社から引っ越し金を援助する制度。

ノバレーゼ

“スタッフ一人ひとりの存在が会社の成長を大きく支えています。だからこそ、活躍するスタッフがもっと頑張りたくなるような「仕掛け」を積極的につくり出したり、向上心や誇りを持ちながら長く慟きつづけるための環境づくりに力を入れています”

・フレックスキャリア制度
会社と相談し、勤務時間や日数など“働き方”を変えられる制度。正社員の雇用形態のまま、ライフステージに合わせた勤務時間を調整して働くことができる。

・育休3年
子どもが最大3歳に達するまで育児休暇が取得可能。一般的に法律で定められている「1歳または1歳6カ月まで」という企業が多い中、保育園入園枠の多い3歳まで育休を延長することで、保育園を見つける可能性を広げることができる。

パナソニック

・e-Work
IT技術の導入等を進めることによって、時間や場所に制約されない効率的な働き方を支援。また、出張先でも業務が行えるような機器やネットワーク環境を整備した「スポットオフィス」を全17拠点に開設。

・介護と仕事との両立支援のための総合プログラム
介護セミナーの開催、介護に関する情報を掲載したポータルサイト開設や、介護に直面した際の相談対応・手続き支援、介護費用の補助や介護休業など、介護が必要なライフステージに立った社員を支援する仕組み。

・ワーク&ライフサポート勤務
短時間勤務、半日勤務、短日勤務など、育児や介護との両立を図るための柔軟な勤務制度を整えている。

ソニー

“ソニーでは、創業以来大切にしてきた「Diversity & Inclusion~多様な価値観が未来をつくる 一人ひとりの違いや価値観を個性として尊重し、相互に意見をぶつけあい新しいものを生み出す力にすること、そしてその力をビジネスの成長・発展へと結びつけていく~」という理念に基づいた企業風土があります”

・両立支援制度
在宅での勤務を可能とする制度(在宅勤務、育児フレキシブル勤務) 、柔軟な勤務を可能とする制度 (育児期フレックスタイム勤務、育児短時間勤務) 、休暇制度 (20日間の有給育児休暇)、育児支援金(育児休職中に月額5万円支給、ベビーシッター利用時の費用補助) 、偶者の赴任同行や私費修学のためのフレキシブルキャリア休職制度など。

・女性活躍推進
女性が積極的に活躍できる会社としていくためのキャリア支援、研修、社内外情報発信、社内ネットワーク構築なども行っている。

ヤフー

“全社員が出産や育児・介護をしながらいきいきと仕事を続けていけるよう、ヤフーでは、さまざまな制度を導入しています。子どもの看護休暇や育児休業・育児短時間勤務の期間延長など、法定の枠を超えた制度が充実しており、男女とも利用者数は増加傾向にあります”

・えらべる勤務制度
育児介護を抱えている社員に対し、働き方の選択肢を増やすことで、家族のサポートをしながらでも安心して働くことができるワークスタイルを提供するため、小学生以下の同居の子を養育する従業員、および家族の介護をしている従業員について 本人からの申請に応じて、土日の休日に加え、1週あたり1日の休暇(無給)を与える制度。

・企業内保育所「HUTTE(ヒュッテ)」
本社が入居する東京ガーデンテラス紀尾井町内に企業内保育所を設置。

・育児短時間勤務
子どもが小学校を卒業するまで、1日の所定労働時間を5時間までに短縮する制度。

さくらインターネット

“社員のライフスタイルを重視した、さまざまな福利厚生や社内制度を完備。仕事へのモチベーションを高める手厚いサポートを用意しています”

・次世代育成手当
勤続1年経過後の正社員に、子供1人(20歳まで)につき13,000円を支給。

・さくらの祝金
社員の子女が保育園・幼稚園、小学校、中学校、高校・高専、短大・大学に入学時に、お祝金を支給。

・さぶりこ どこでもワーキング
勤務場所の制限を撤廃。自宅・カフェ・コワーキングスペース・自社の他拠点など、都合にあった場所での勤務が可能。さぶりこは「Sakura Business and Life Control」の略。

メンバーズ

・時短勤務制度
子供が小学校3年になる年度末まで、勤務年数制限なく入社時から利用可能。

・育児休暇制度
子供が最大3歳になるまで、勤務年数制限なく入社時から利用可能。

・スポット在宅勤務制度
育児・介護期間中、病気やけがなどの緊急時に利用可能。

東レ

“東レ(株)は、男女ともに多様なライフスタイルを選択できるよう、ワークライフバランスの実現に向けた制度の充実を図ってきました。特に、育児や介護、母性保護に関連した制度は法定以上の内容で利用しやすいように整備しており、2007年度に次世代育成支援対策推進法の行動計画基準適合事業主として認定を受けました”

・再就業希望社員登録制度
結婚・出産・育児・介護・配偶者の転勤のため、やむを得ず退職した社員を対象に、再就業の機会を提供。登録期間10年間。仕事内容・役割期待、本人状況により、当初から正社員としての再就業も可能。

・新幹線(特急通勤)制度
人事異動に伴う単身赴任の回避(解消)を希望する者または介護等の家庭責任を有する者は、一定区間の新幹線(特急)通勤が可能。事由に応じ、本人の費用負担有り。

・在宅勤務制度
小学3年生の年度末に達する迄の子女を有する者または要介護状態にある対象家族を有する者で、一定の要件を満たす場合、利用可能。

シグマクシス

“自らのライフワークバランスを維持しながらプロフェッショナルとして成長を目指す人財が揃えば揃うほど、その多様性は増していきます。「違い」をお互いに認め合い、尊重して、組み合わせの価値を作り出していくことに、ダイナミックな楽しさがあります。それを社員が受け入れる風土があってこそ、女性や外国人のみならず、多様な個性をもった人財が集まり、活躍する組織になれる、とシグマクシスは信じています”

・育児支援制度
出産前後の休暇は安心して休めるよう有給で付与。最大100万円の出産祝金の支給。育児支援手当を満3歳になるまで75,000円支給。

ゴールドマン・サックス

“全ての社員に対して公平な福利厚生を提供することを目標に、仕事とプライベートの調和を図り、社員が長期間働き続けられるよう努めています”

・事業所内託児所(東京チルドレンズ・センター)
生後57日から未就学児までを持つ全ての社員が利用可能。育児休業から復帰した女性社員だけでなく、子供を持つ男性社員も多く利用。

・介護支援プログラム、家事手伝いの優待サービス制度
社員の家族一人あたり年間100時間の介護サービスを無料で利用することができ、地方にお住まいのご家族へも支援ができるようになっている。また、家事手伝いの優待サービスも提供している。

・ドメスティック・パートナー
事実婚関係にあるパートナーを同姓・異性に関わらず「ドメスティック・パートナー」と認定し、法的配偶者と同様に取り扱うなど、出来る限り公平な制度となるように努めている。

ボーダレス・ジャパン

・パパ育児特休制度
子どもが生まれた父親社員に対し、合計14日間の隔日の休みを強制的に支給することで、男性の育児参加を促す制度。

・帰省手当
本人とその配偶者の実家へ帰省する交通費を、最大12万円まで会社が負担する制度。子どもの数と世帯年収に応じて支給額が決まり、盆と正月の年に2回利用できる。

・こども手当
子どもが何人いても一人あたり一律最大3万円を支給する制度。

カルビー

“カルビーグループでは、「女性の活躍なしにカルビーの成長はない」という信念の下、ダイバーシティの最優先課題として従業員の約半数を占める女性の活躍推進を注力してきました。女性管理職の登用を進めるとともに、障がい者雇用の促進、外国人の活躍推進、LGBTの支援等、多様性の理解促進と風土づくりのための施策を行っています。ダイバーシティ推進を通じて、多様な個人が自分らしく能力を発揮し、組織や会社の成果を生みだすグローバル水準でのダイバーシティ経営を目指しています”

・モバイルワーク
2014年4月から週2回上限、勤務場所を自宅に限定して運用開始。2017年4月から場所・回数の制限を撤廃。

・退職者リターン希望エントリー
出産、育児、介護、配偶者の転勤でやむを得ず退職する人が再雇用にエントリーできる制度。

・LGBTへの取り組み
セクシャルマイノリティへの理解を促し、LGBT従業員も働きやすい職場環境を実現するため、事実婚関係にある従業員の同性パートナーに慶弔休暇・慶弔見舞金を適用とする一部制度の改定など、2017年3月期から取り組みを継続。

味の素

“味の素グループは、地球的な視野にたち、“食”と“健康”、そして明日のよりよい生活に貢献するために、最も大切なものは社員であると考えています。グローバルで約34,000人の多様な人財が、適所適財で能力を発揮することが、社会価値の創出と会社の成長につながります。そのためには、性別、年齢、国籍などに加えて、異なる経験や価値観を持つ人財が不可欠であり、ダイバーシティを推進することでイノベーションが起きやすい環境づくりに努めています”

・LGBTへの対応
2018年3月に「マーケティングコミュニケーションに関するグループポリシー」および「人財に関するグループポリシー」を改定し、LGBTに関する差別の禁止を明確化。2018年度の新卒採用よりエントリーシートの性別欄については男女以外を選択できるよう変更。

・事業所内保育所「アジパンダ®KIDS」
仕事と家庭を両立でき安心してキャリアを継続できる環境づくりを目的として、川崎事業所に事業所内保育所「アジパンダ®KIDS」を2018年3月に開設。

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